お知らせ@市民講座
NHK市民講座:人間を考える「聴くということ」
10月23日(水)15:30より
NHK市民講座:人間を考える「聴くということ」
10月23日(水)15:30より
シャリーノ「ローエングリン」を見に(聴きに)@神奈川県民ホールへ。
白鳥の騎士の妻エルザ(女優)が一人で演じる現代オペラ。20人近いオーケストラ(+男声3人)が伴奏するものの、歌や音楽の要素は皆無で(しかし全て楽譜に書かれている!)、水の音や衣擦れや風の音のような謎の音響と言葉の断片のみが浮遊する60分。
とは言え、意外と正統的なイタリアオペラの「狂乱の場」(主役はコロラトゥーラ・ソプラノ)という印象もあり、「狂女」の一人語りという点では,能の世界に通ずる。
この作品に橋本愛という女優を起用した慧眼に拍手(もし私が選ぶなら…生田絵梨花(元乃木坂46)あたりか)。1時間「呆然」という感じで見ていた観客が、最後にスタンディングオベーションで彼女を讃えたのが印象的だった。
東京都交響楽団プロムナードコンサート(サントリーホール)で「鳥たちの時代」を聴く。
1986年だからもう40年近く前の作品で、スコアはもちろん「手書き」。細かい音符をこちゃこちゃと書き込むのが大好きだった時代の作だが、当時はパソコンもピアノも持っておらず、どうやって書いたのか全く思い出せない(笑)
続くロドリーゴの「アランフェス協奏曲」は旧友:山下和仁氏の愛娘、愛陽さんによる演奏。色々な意味で「羨ましい」。最後に壮大な「ローマの松」で締めくくる。
演奏は 藤岡幸夫指揮 東京都交響楽団。
京都でひと休み。
・・・しかし、まだ暑い。