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    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
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  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

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2023年3月24日 (金)

桜と椿

2023

2023年3月18日 (土)

古希

70

2023年3月14日 (火)

ひと休み

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2023年3月13日 (月)

お知らせ:キース・エマーソン インタビュー

Interview
キース・エマーソンのインタビューYouTubeで公開。
「自伝」の日本での出版によせて、2013年3月の私の還暦コンサートの翌日、出版社(三修社)が収録したもので、26:30あたりから「タルカス」の話も。

https://youtu.be/JnX09troSx8

2023年3月11日 (土)

古希CONCERT

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2023年3月 9日 (木)

リハーサル(とメモ)

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3.11/古希コンサートのリハーサル始まる。

メモ・・・・・

□鳥は静かに(1998)

コンサート冒頭は〈タルカス〉の作曲者キース・エマーソンの命日(2016/3/11)によせる追悼の一曲。
私の還暦コンサート(2013/3/18)に舞台上でHappy Birthday+Tarkusの即興演奏をしてくれた思い出に。

□鳥のシンフォニア(2009)

続くこの曲は、今まで録音が無かったので、今回のコンサートで「是非」とリクエストした一曲。
もともとは小中学生中心のジュニアオーケストラのために書いた作品で、古今の色々なオーケストラやビッグバンドジャズの響かせ方の「おいしい処」を集めた5つのオーケストラ練習曲(&青少年のための管弦楽入門)。
なので、聴く人が聴くと「ああ、ここはアレね」と分かってしまうことと、プロのオーケストラが普通に本気で演奏すると何となく「大人げない」感じがするので、「初々しい感じで、ちょっと辿々しく瑞々しく…」と注文したのだが、サテどうなるか(笑。
ちなみに、この曲の3年後に担当した大河ドラマ(平清盛)の音楽のルーツでもある。

□タルカス(2010)

究極の独りよがり&自己満足かつ超難産の末に生まれ落ちた作品なのだが、これはもう「生んで良かった」としみじみ思う一曲。
キース・エマーソン氏がEL&Pのためにこの曲を書いたのが20代後半。今聴いても「シンフォニックな」構成力の見事さに感心する。彼が生きていたら是非ともキイボードで共演して貰いたかった…と思わずにはいられない。(もうひとつ、実は今回、ロック好きな某オペラ歌手の方による「歌付き」のタルカスの案もあったのだが……残念ながら実現は叶わず)。
オリジナルEL&P版を聞き込んだシン・ロック世代のマエストロ・ハラダ版「タルカス」に乞うご期待。

□交響曲第3番(1998)

今回のコンサートのメインとなるこの曲は「第3番」というのがタイトル。(とは言え、確かに「英雄」…よりは、むしろ「運命」に近いのだが…)とにもかくにも「交響曲である」ということ(ソナタ形式のアレグロ・文字通りのスケルツォにアダージョ・祝祭的なフィナーレ)にこだわって(かなり力んで)書いている(笑。
目指したのは、繊細で神秘的な「日本」ではなく、ゴジラや黒澤明映画風の土俗的で呪術的な「日本」風の交響曲。実際(交響曲作家の大先輩である)松村禎三師風の御詠歌メロディや伊福部昭師風のタプカーラ(足を踏みならすアイヌ風舞踏)リズムなどが出て来る。
録音初演したときは指揮の藤岡幸夫氏に「七人の侍の菊千代(三船敏郎)みたいな感じ」と説明した記憶がある。野武士の一群が村に押し寄せるのを見つけ屋根の上で「来やがった、来やがった!」と踊りながら叫ぶ、あの感じなのだが、サテ今回は…。
ちなみに、全編手書きで書き上げたアナログ時代最後の交響曲でもある。

2023年2月28日 (火)

確定申告

Taxp_20230228123401 確定申告に税務署に出向く。

パソコン環境もカードリーダーもマイナンバーカードも何たらポータルも揃えているのに未だにe-taxでなく紙の書類で提出するのは…もう趣味の域。

2023年2月26日 (日)

シン・双魚譜

230226宮田大「Dai-versity」を聴きに第一生命ホールへ。

箏のLEO氏と「双魚譜」(元は尺八と箏の曲)をやるというので、どんな風になっているのか興味津々で出向く。
なんだかサムライが真剣勝負をしているような(…とお二人がトークで言っていたが。笑)緊張感溢れる間の世界を堪能。尺八と箏では(竹と木が織りなす)もっと牧歌風な世界なのだが、チェロと箏で演じると(お二人の精気の迸りもあって)鋭利な日本刀同士の果たし合いのよう。20世紀と21世紀、ゴジラとシンゴジラの違い…か(笑)と妙な感慨にふける。

後半、コダーイの無伴奏チェロソナタの凄演(むかしシュタルケルの録音で「松ヤニの飛び散る音が聞こえる」と話題になったのを思い出した)のあと、人形浄瑠璃の桐竹勘十郎氏との共演での黛敏郎「BUNRAKU」は文字通り鳥肌が立った。時代を超越する…という仰々しい言い方ではなく、宮田大=ド◎えもんのヒミツ道具の魔法に触れた気分。

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