そう言えば、去年の今頃はきれいな紅葉だったな…と、
ふと思い立って同じところに行ってみたのだが、
今年はいまいち。1週間ほど早かったかも知れない。
去年は宝石をちりばめたような景色だったのに……
ちょっとガッカリしながら、帰りに近くの本屋に寄り
新刊書の棚に村上春樹の「東京奇譚集」と「象の消滅」を見つけ、
ぶらりと入った喫茶店で(珍しく)コーヒーを飲みながら読む。
うまいなあ、言葉のひとつひとつが、生きてる。
最初の数行だけで才能があるのが分かる。
紅葉の代わりに出会えた不思議な世界を天に感謝。
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