フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« モーツァルト・Finale | トップページ | チェシャねこ風パルティータ »

2006年1月27日 (金)

星夢の舞 ・ 舞妓 de ブギ

 夜、日本音楽集団の定期演奏会での拙作「星夢の舞」の上演を聴きに千駄ケ谷・津田ホールへ。3月にはCD録音も予定されているので色々細部もチェック。

 横笛・尺八・琴・三味線・琵琶・和太鼓などが並ぶ邦楽器ばかりのアンサンブルと言うと「日本の伝統音楽」を遵守しているように聞こえるが、実は笙・篳篥と尺八が合奏するなんてあり得ないし、三味線と琵琶が同じ舞台に乗るのもあり得ない。要するに、これは始めから異種格闘技オーケストラであり和製ビッグバンド・ジャズなのだ。というわけで、全7曲ダンス・ダンス・ダンス。
 ついでに「舞妓」と書くと「ブギ」と読めるじゃない?というわけで、フィナーレは邦楽器によるブギウギ・ロックンロール・パーティ。
 お客にはウケるけれど、真面目に邦楽の精神を追究している人にとっては、これは「反則」なのだろうなあ。でも、音楽の反則には東京地検は動かないけどね(笑)。

mili6_2_thumb

« モーツァルト・Finale | トップページ | チェシャねこ風パルティータ »

コンサート、放送」カテゴリの記事