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お知らせ

  • らららクラシック@バルトーク〈管弦楽のための協奏曲〉
    ・NHK-ETV 6月16日(金)21:30〜22:00放送。司会:高橋克典、牛田茉友。ゲスト:関口知宏/吉松隆。
  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・06月04日/11日/18日
    ・07月02日

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2006年1月31日 (火)

京都の雨と先斗町の夜

 大阪でコンサートの打合せ。  夜は京都泊。

 翌1日(水)、ゆっくり京都散歩…と思っていたら、朝から一日雨。雪ならまだ風情があるのだが、冷たい雨…しかも結構しっかり降っているので、お手上げ。

 仕方ないので四条河原町まで出て本屋巡り。四条通りのジュンク堂やブックストアのほか、新京極の喜久屋書店やアニメイトなどコミックス書店も何店か覗く。ちょっと見ぬ間に紀伊国屋MOVIXという新顔のお店も出現。本屋が沢山ある街はなんだか嬉しい。

 夕方になってようやく雨が上がり、夜は先斗町「卯月」で飲む。

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2006年1月29日 (日)

チェシャねこ風パルティータ

 ヤマハ銀座店のインストア・イヴェントで、パ・ドゥ・シャ(ピアノ:小柳美奈子、パーカッション:山口多嘉子)のCD「チェシャねこ風パルティータ」の発売記念ミニ・コンサート。曲も何曲か提供し(タイトル曲、プレイアデス舞曲集、4つの小さな夢の歌)、スーパーヴァイザーも務めたので、ちょっと覗きに行く。

 ピアノとパーカッションのこのデュオ、ピアノはともかく、パーカッションの方は通常のシンバルやトムトムなどのほか、ヴィブラフォンとマリンバとグロッケンシュピールも加わる(それを一人で弾くのだが)ので、フルセットを揃えるとトラックまるまる1台分の量がある。運び込むのもセッティングするのも大変なのだ。しかも、休日の銀座のど真ん中でのイヴェント。どうするのかな…と心配していたのだが、考えてみればヤマハは楽器店。売り場に全部(売るほど)あるのだった(^_^)。

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2006年1月27日 (金)

星夢の舞 ・ 舞妓 de ブギ

 夜、日本音楽集団の定期演奏会での拙作「星夢の舞」の上演を聴きに千駄ケ谷・津田ホールへ。3月にはCD録音も予定されているので色々細部もチェック。

 横笛・尺八・琴・三味線・琵琶・和太鼓などが並ぶ邦楽器ばかりのアンサンブルと言うと「日本の伝統音楽」を遵守しているように聞こえるが、実は笙・篳篥と尺八が合奏するなんてあり得ないし、三味線と琵琶が同じ舞台に乗るのもあり得ない。要するに、これは始めから異種格闘技オーケストラであり和製ビッグバンド・ジャズなのだ。というわけで、全7曲ダンス・ダンス・ダンス。
 ついでに「舞妓」と書くと「ブギ」と読めるじゃない?というわけで、フィナーレは邦楽器によるブギウギ・ロックンロール・パーティ。
 お客にはウケるけれど、真面目に邦楽の精神を追究している人にとっては、これは「反則」なのだろうなあ。でも、音楽の反則には東京地検は動かないけどね(笑)。

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モーツァルト・Finale

 祝モーツァルトの誕生日。生きていれば250歳(笑)。朝のテレビの情報番組などでもモーツァルトを流していたが、ふだん芸能レポートなどやっている人たちが「もーつぁると作曲こーきょーきょくだい40ばんトたんちょー」などと声に出して言うのを聞いていると、物凄く気恥ずかしくて背筋がムズムズするのはなぜ?。 話題としても「最近モーツァルトの曲が100曲入ったCDが3000円でお買い得」とか「聴いていると頭が良くなるそうですネ」とか、なんだかドラッグストアで売ってる健康サプリの紹介みたいなレベルだし。 mozart

 そう言えば、本家ウィーンでDNA鑑定にまで持ち込まれた鳴り物入りの「モーツァルトの頭蓋骨?」も、結局「源頼朝公15歳の時のしゃれこうべ?」みたいな話で終わったらしい。なんだか彼のキョホホという笑い声が聞こえそうな話だ(笑)。それでも、クラシック界は今年1年モーツァルトで儲けるのに忙しく、天才は死後250年たっても「いじくられ」続ける。

 そのモーツァルトの誕生日に合わせたのか、仕事で使っている楽譜ソフトの最新ヴァージョン「Finale2006」が届く。今回のヴァージョン・アップの目玉はソフトウェア・シンセ(コンピュータ本体の内部音源)としてオーケストラの楽器のサンプル音源 Personal Orchestraが付いたこと。ピアノ(Steinway)を始め管楽器やストリングスなどなかなか生っぽい音で、「書いた楽譜がそのまま音になる」という作曲家にとって夢のような道具が、ますます完成形に近付いた感がある。

 でも、若い頃にこんな便利きわまりないものがあったら、わざわざ苦労して作曲家なんかになっていただろうか?と考え出すと、ちょっと複雑な思いも…。

2006年1月21日 (土)

東京は雪

朝起きたら雪景色。
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2006年1月20日 (金)

2006年の250年と100年

 朝日新聞連載「ツウのひと声」掲載。今回は、モーツァルト生誕250年以外の生誕没後年特集。ちなみに、ショスタコーヴィチ生誕100年、シューマン没後150年、バルトーク生誕125年、リスト没後120年、宮城道雄没後50年などなど。

 …と、西洋ではもっぱら50年とか100年が一区切りだけれど、そもそも音楽や時間は「12」や「60」が1単位。オクターヴは12音だし1日は24時間、1時間は60分で1分は60秒、1拍1秒ならMM=60。あんまり50とか100は使わない。ソナタは6曲で1単位だし、前奏曲は12曲、長短合わせて24曲。楽譜に書いてある速度表示の数字も…60・72・84・96・108・120…のように12進法。

 考えてみれば「5」とか「10」というのは、実は「手の指が左右で10本」…という生物学的な理由以外、数学的にも物理学的にも音楽的にもまったく意味のない数字なのだ。それなのに、なぜ指は5本なのだろう?…と、じっと手を見る(笑)。

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2006年1月13日 (金)

ロマン派の愛と日本酒への愛

 昼、正月から書き進めていたシューベルトとカッチーニの「アヴェマリア」の 左手用アレンジ版楽譜を舘野泉さんに送付。左手ピアノの曲というとどうしても近代現代に偏るけれど、舘野さんにはやっぱりロマン派を弾いて欲しい…ということから、ひそかに構想したもの。それに、今年は東京でも年末以来寒い日が続いて、仕事場では手がかじかんでピアノが弾けない事態になり、左手だけで弾くピアノ…というのに実感がこもってしまったこともある。身体(と心)の寒さに、音楽は本当にしみじみ沁みる…

 午後、NHKのスタジオで「FMシンフォニー・コンサート」の収録。チャイコフスキー(同性愛)とショパン(独身&同棲)の話から「ロマン派の作曲家って、まともに結婚してまともに家族を持ったのが一人も見当たらない!」という話に暴走(笑)。確かに、フツーに人を愛せるなら普通に愛せばいい。話はそこで終わり。愛せないからこそ、その葛藤が作品に昇華する。それがロマン派ということなのだろうな。…ということは、現代も充分「ロマン派の時代」なのだ。

 収録後、夜、渋谷の新和食の店に行く。お品書きに「お酒全品380円」と書いてあるので、「それは安い!」と八海山を頼んだところ、出て来たのは小さな御猪口に100cc弱(笑)。「なるほどね」。結局2本単位で頼むことに…。

13日の金曜日

 朝、実家の黒ネコが不吉にも前を横切る(笑)

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2006年1月11日 (水)

ニーベルングのラインの黄金指環

 夜、 ゲルギエフ&マリンスキー・オペラの来日公演「ラインの黄金」を観に行く。天上から吊るされた巨像を配した色彩的な舞台装置が話題だが、「ロード・オブ・ザ・リング」にでも出て来そうなアルベリヒの造形を含めて、どこか「ネバーエンディング・ストーリー」系のファンタジー映画風。理屈っぽさはゼロで、悪い意味ではなく「お金をかけた学芸会」風の楽しさがある舞台。11日が初日で、22日の最終日まで「ニーベルングの指環」全4夜を2回公演(東京文化会館)する予定。

 それにしても、ヨーロッパのオペラを観るたびにいつも思うのは「食べ物が違う」ということ。休憩なし2時間半の舞台で、オーケストラ鳴りっ放し歌手歌いっ放し。しかも、これが全4夜の序章にすぎなくて、最終章(神々の黄昏)は6時間という長さなのだから、書く方も書く方なら、観る方も観る方だ。これはもう分厚いビフテキに樽ごとワインの世界。刺身や塩辛を肴に日本酒ちびちび飲んでいる淡泊な作曲家には、とても太刀打ち出来る世界ではございませぬ。

タピオラ幻景

 舘野泉さんの「タピオラ幻景」サンプル盤届く。Hybrid の SACD(5ch)仕様で「それはもう素晴らしいサウンド」らしいのだが、まだ普通のCDプレイヤーしか持ってないので、フツーに聴く。ちなみに、このアルバム、私の作品も含めてすべて「左手のための」作品。しかし、言われなければ絶対だれも気付かないだろうなあ。言われても、本当に左手だけで弾いているとは(書いた作曲家当人でも)俄に信じ難いほどなのだから。

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2006年1月 6日 (金)

宮島厳島神社の鹿

 コンサートの翌日、奇しくも(この曲ゆかりの)亡き妹の12年目の命日ということもあって、原爆犠牲者の慰霊碑とドームをお参りしてから、ちょっと足を伸ばして宮島の厳島神社へ。
 
 小雪ちらつく寒い中、30分ほどローカル線に揺られフェリーに揺られて着くと、青空が顔を出し、鹿がお出迎え。こんなに鹿がいるとは知らなかった。写真でおなじみの海面にそそり立つ赤い鳥居を望みつつ、しばし不思議な異世界にひたる。

 帰りは新幹線で東京まで4時間。遠いといえば遠いけれど、近いといえば近い。

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2006年1月 5日 (木)

広島のサイバーバード

 新春のニューイヤーコンサートでサイバーバード協奏曲を上演するというので広島へ行く。思えばこの曲、誕生から今年で早12年目。作曲家としては、作品を生み終えた後は別にすることはないのだが、時々気が向くと我が子の成長を見届けに(?)コンサートに出かけ、柱の影からそっとのぞいて「うんうん、立派に育って、お父さんは嬉しいよ」と涙を流したりするわけなのである(笑)。

 相変わらず元気印のSax:須川展也、Piano:小柳美奈子、Percussion:山口多嘉子の御三方は、渾身の熱演で満員の聴衆を魅了。終演後うっかり「三人そろうと西遊記だね」と言ったところ、誰が孫悟空で誰が猪八戒かで論争になる(^_^;)。オーケストラは藤岡幸夫指揮広島交響楽団のみなさん。

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2006年1月 3日 (火)

お正月・お墓参りと護摩供養

 三が日は、初詣での後、妹&父親のお墓参り。神社へ行って、霊園に行って、お寺に行く。別にどれも信じていないけれど、正月だけ信じたふりをするのが日本風(笑)。夜は横浜中華街で甥っ子たちと新年会。

 しかし、今年は寒い。吉松家のお寺の本堂で護摩供養というのを見学したものの、あまりの寒さに身体の芯から凍える。「お寺は冷暖房完備です。夏は暖房、冬は冷房…」という住職の笑い話に誰も笑わない・・・

2006年1月 1日 (日)

謹賀新年

A Happy New Year

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