トリビア(無駄な知識)の泉:現代音楽編
ジョージ・クラム(George Crumb1929-)というアメリカの現代音楽作曲家がいる。個人的には彼の「子供たちの古代の声(Ancient Voices of Children)」(1970)という作品こそは、20世紀が生んだ現代音楽屈指の「ケッサク」(「傑作」ではない)のひとつだと思うのだが…それはおいといて…、CDを探すために彼の名前をネットで検索していたら、ちょっと面白い結果にヒット。なんと「ポテトチップスの発明者」と同姓同名なのだ(笑)。
こちらのジョージ・クラム(George Crum)氏、ニューヨークのとあるホテルでコック長をやっていたところ、ある日「フライドポテトが厚すぎる」という客の苦情があり、それにカチンと来て「これならどうだ」とメチャクチャに薄く切ったポテトを揚げて出した……というのがポテトチップス誕生の由来なのだとか。それが1853年7月のことで、ホテルの前には記念碑が建っていると言う。
« 釈迦とは俺のことかとシッダルタ言い | トップページ | 氷の上のトゥーランドット »
「音楽考」カテゴリの記事
- 西村朗氏のこと(2023.09.11)
- シンハラ(2022.06.21)
- 微笑む巨匠たち(2020.01.28)
- 正しい助言と怪しい格言(2019.12.09)
- ことばの話・・・3(2019.08.25)
コメント