モーツァルト三昧の熱狂の日
5月の連休(3日から6日まで)に有楽町の東京国際フォーラムで開かれているラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭がらみで、一日モーツァルト三昧のFM番組に生出演。
午後、あんまり天気が良いので、国際フォーラムでのフェスティヴァルの様子をのぞきにゆくと、音楽祭というより〈なんとかランド〉の雰囲気。
Mマウスならぬモーツァルトご本人が愛嬌を振りまきながらお客の間を歩いているし(笑)、食べ物の屋台が出まくってるし、売店ではモーツァルト・グッズを売ってるし、ミサ曲ハ短調…などという渋いプロに5000人のホール満員のお客が入っているし、大中小4ヶ所のホールで行われる30近いコンサートがすべてSOLD OUTになっているし、あちこちで行われている映画や講演やイベントに人が鈴なりだし。
10万人近い普通の人たちが遊園地に来たような感覚でクラシックを聴いている不思議な光景は、素晴らしいと言うべきなのか、なんじゃこれは?と呆れるべきなのか・・・
そのあとNHKのスタジオで、夕方5時から夜の11時まで、ピアニストの伊藤恵さんアナウンサーの松田輝雄さんとトークしつつ、コンサートの生放送を聞きつつ、電話リクエストに応じつつ、DATやCDでモーツァルトを聴きつつ、モーツァルトの人と音楽について語りつつ…とたっぷりモーツァルトに浸った6時間。ううー、もうしばらくモーツァルトは聴きたくない!(笑)。
などと言いながら、実は裏ブログ「クラシック音楽探偵事務所」用に、現在ひそかにドン・ジョバンニ殺人事件の捜査が進行中。
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」は、主人公ドン・ジョバンニが、彼が殺した騎士長の亡霊に地獄へ連れて行かれて終わる。でも、現実的に考えれば、この結末には何らかの虚偽がある。何しろ、亡霊の存在などあり得ないのだから。ということは・・・、そう。この事件には亡霊にかこつけて彼を殺害した隠れた〈真犯人〉がいるのだよ、ワトソン君。
というわけで、その謎の解明は「探偵事務所」にて近日公開。乞うご期待。
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