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2006年9月14日 (木)

初稿・修正稿・改訂稿・最終稿

Edition 私の曲は、別にブルックナー先生のように〈原典版〉だの〈改訂第2稿〉だの〈ノヴァーク版第3稿〉だのと面倒くさいことをやっている覚えはないのだが、それでも13年も前に書いた作品(オリオンマシーン)をまた来月演奏することになって、ちょっとややこしい事態が発生。

 実は、この曲、小さな修正が数ヶ所だけとは言え、細かく言うと下記の4つの「異稿」が存在することになるからだ。

1.〈初稿〉書き上げた直後オーケストラに渡した手書きのスコア。
2.〈修正稿〉初演時に鉛筆で部分的な直しを書き込んだスコア。
3.〈改訂稿〉その直しを元にちゃんと書き直して清書したスコア。
4.〈最終稿〉新たな修正部分を追加校正した最終的なスコア。

 本来なら、最後の〈最終稿〉のみをOKとして、残りはすべて回収・破棄すればいいのだが、厄介なことに1,2,3,4のそれぞれに数部ずつ、写譜や練習や録音などで使うために複製コピーを作成している。ということは、最低でも十数部のコピーが出回っていていて、ちょっと目にはどれがどれやら区別がつきにくくなっているわけなのだ。

 もう何度も演奏されているしCDも国内外で二種類ほど出ていて今さら何を?という感じだが、そんなわけで、「18ページでトロンボーンがソロになっているのが〈初稿〉で、ヴァイオリンのユニゾンになっているのが〈修正稿〉で、ディヴィジになっているのが〈改訂稿〉で…」などと電話で説明するハメに。

 これは確かに作曲家が生きていないと分からないかも・・・

 いや、作曲家が生きていても分からないかも・・・(^_^;)。

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コメント

「オリオン・マシーン」の2枚のアルバム
で演奏されているスコアに違いがあるのですね。
全然気付きませんでした。

サイバーバード協奏曲の2枚のアルバムでも
演奏されているスコアに違いはあるのでしょ
うか。

せんせー。この際決定稿をお願いします。
まさか、ソロ譜に変更はないですよね? щ(゜ロ゜щ)

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