京都を歩く
まずは母が作品を出品している美術展(京都文化博物館での「明日へのかたち展」)に寄る。今回は6枚組のミニアチュア風ポートレイト。
そのあと、天気が良かったので高雄まで足を延ばす。高山寺・神護寺あたりはあまり人もおらず、静かな良い風情。なにより空気がしゅんと涼やか。
しかし、嵯峨野のあたりまで降りてくると、さすが京都、観光客の群れに遭遇し始める。 まあ、日曜日だから仕方ない。なるべく人のまばらなところを探して庭など散策する。
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翌月曜日は、太秦の広隆寺に行き、ひさしぶりに弥勒菩薩を拝む。今度の邦楽作品CDのジャケットにちょっとお出まし願おうかと考えているので、ご報告?がてら御参り。
仏教への信心はさらさらないが、この菩薩像だけは吸い寄せられるように見入ってしまう。 モナリザ以上の謎と慈悲を秘めた微笑の美しさ……
…と、太秦まで来て、近くに東映の映画村があることを思い出し、ちょっと寄ってみる。 そう言えば、京都の名所?の中で、ここだけはまだ行った事がなかったのだった。
しかし、これがなかなか面白い。映画で見たことのある宿場町や長屋や吉原や芝居小屋などがオープンセットで並んでいて、確かに江戸時代にタイムスリップした気分になる。
いいなあ。このままここで縁側で猫を抱いて日向ぼっこしながら長屋の隠居として暮らしたい(笑)。
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え~!京都にいらしてるんですかー?
どこかでばったりお会いできないかしら・・・。
前回ハービスエントは事情があって逃してしまったので(参加券をゲットしていたのに)いつか先生にお会いすることが出来たら握手とサインをおねだりしようと目論んでる大ファンです。
投稿: レイ@レイワークス | 2006年9月26日 (火) 09:36