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2006年10月10日 (火)

ショスタコーヴィチ考〈バビ・ヤールをめぐって〉

Philipsaa_1 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。

 今回は、ショスタコーヴィチの問題作「交響曲第13番(バビ・ヤール)」をめぐる色々なお話。この曲、最初に出たレコードは、こんなに(←)怖いジャケットだったのだけど、憶えておられる方はいるだろうか? 

 番号は世にも不吉な数「13」番で、作品番号までop.113だし、冒頭から、「バビ・ヤールに墓碑はない」などというおどろおどろしい告発で始まり、ユダヤ人問題や当時のソヴィエトの内政問題に踏み込んだ詞のせいで当局ににらまれ、長いこと演奏禁止を喰らっていたという問題作。

 おまけに、バス独唱は最初から最後までアジ演説みたいな詩を語るし、コーラスはすべて男どものドスの利いたユニゾンだけ。揚げ句、冒頭に重く暗い問いを投げつけたわりには、フィナーレはどこか諦めたような軽やかで透明な響きのまま、あっちの世界に行って終わってしまう…という不可解で謎めいた曲。

 一体この曲は何? ・・・と首をかしげても、残念ながら答えはどこにもない。果たして熱き人道主義に燃えたプロテストの偉大な成果か、時代を読み誤った単なる迷作か? 今、歴史の審判への1ページが開かれる・・・(かも知れない)。

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