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2006年10月30日 (月)

昴の舞(すばるのまい)

Subal 邦楽のグループ〈桐韻会〉の依頼で進めていたプレイアデス舞曲集の箏アンサンブル版を仕上げる。
 箏4面(十三絃x3、十七絃x1)という編成で、プレイアデス舞曲集のIからVまでの中から自由に7曲を選んでアレンジしたもの。

 この曲、音それ自体はとてもシンプルなのだが、楽譜にするととてもお琴の曲とは思えないような変拍子の嵐(笑)。なにしろ第1曲目冒頭から、4/4、3/4、5/4、5/8、4/4、7/8・・・と続くのだから(^..^;)。

 最近、アメリカの作曲家志望学生氏から私のこの変拍子趣味(?)について、「アナタの曲のリズム法というのは、どういう法則にのっとっているのですか? 色々な曲をアナリーゼしてみたのですがサッパリ分かりません!」というメールをもらったけれど、それは「企業秘密」(笑)。
 いや、それよりも、世間にはびこる音楽が(1・2・3・4と繰り返すだけの)4拍子リズムばかりであることの方が、私には「サッパリ分かりません!」。4・4・4・4・4・4・より、4・3・5・7・6・2・の方が美しいと思う。それが私の法則なんだよ、若者。

 ちなみに、お琴で「ぷれいあです・だんす」は違和感があるかな…と、「昴(すばる)の舞」と題することにする。
 初披露は、来年の春4月頃の予定。

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