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2007年1月10日 (水)

ピアノの300年史

Piano Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。
 今回は、新春記念「ピアノの300年史」。

 ピアノは(異説はあるものの)1709年にイタリアのクリストフォリによって発明されたことになっている。ということは、来たる2009年に生誕300年を迎えるわけで、色々ひそかに記念行事を目論んでいる向きもあるらしい。

 作曲家にとっては、確かにピアノはなくてはならない大切な仕事道具だが、グランド・ピアノという奴は、部屋に置くにはいくら何でも大きすぎるし重すぎるし音が大きすぎる。
 …なので、私はグランド・ピアノというのを持ったことがない。作曲家を始めた二十代の頃からずっと(何種類も買い替えて、かなり精巧なものにはなっているけれど)「電気ピアノ」派である。

 かつて(10年ほど前)ピアノ協奏曲を書いた時は、さすがに「グランド・ピアノも持ってないのにピアノ・コンチェルト書くなんて!」という罪悪感?にかられたものの、買うお金も置く部屋もなく断念。結局「アクション機構がグランドピアノと同じだという電気ピアノ」で書いてしまった(笑)。

 そんなわけだから、もう死ぬまでグランド・ピアノを持つことはないだろうと半ば諦めている。

 それにしても、ピアノは何であんなに重いのだろう?

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