真夜中の怪しい対談
このところ対談「大作曲家診断」(全6章!)のテープ起こし原稿の校正で、連日深夜作業。
この二人(西村朗氏と私)、普通にベートーヴェンとかショパンなんかについて作曲家論を戦わせている間はまだいいのだが、一旦脱線し始めると、西村氏は能だ世阿弥だニルヴァーナだジャイナ教だマハーヴィラだ…だのという話になり、私は「作曲家と連続殺人鬼は性格的に似てる」だの「コンピュータに音楽を理解させるには下半身を付けなきゃ」などと言い出し、それをまとめる編集者の泣き顔が目に見えるよう(笑)。
そこで、何とか収拾をつけるべくゲラに修正を赤で入れていたら、そのうち全ページ真っ赤ッ赤で何も読めなくなってしまった。しかも、深夜というのは頭の中がルナティックになっているので、夜中に修正したものを昼間チェックしてみると、元よりさらに危ない話になっていて使えない。どうすりゃいいんだろ?
作曲家なんて、一人でも充分アブナイのだから、二人集まったらどうなるか……そんなことは最初から分かっていたんだけどね(笑)
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吉松先生、こんばんは。
「大作曲家診断」の発売、楽しみにお待ちしております。
是非、校正前、第一次校正後、第二次校正後、ノヴァーク版、ハース版(?)なども拝見したいですね。
投稿: garjyu | 2007年1月27日 (土) 19:14