アトム・ハーツ倶楽部
ただ今、3月に録音予定の室内楽作品集アルバムのために、〈アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番〉のスコアを書いているところ。
この曲、知る人ぞ知る(もちろん知らない人は知らない)幻の秘曲〈ドクター・タルカスズ・アトム・ハーツ・クラブ・カルテット(Dr.Tarkus's Atom Hearts Club Quartet)〉の姉妹作。第1番は、もはやあんまり色々な編成にアレンジされすぎて何が何だか分からなくなってしまっているのだが、今回そのピアノトリオ版(piano, violin & cello)を初録音することになり、それなら第2番もついでにアレンジして「アトムハーツクラブトリオ全集(?)」にしてしまおう!ということになった次第。
伝統的な弦楽四重奏やピアノ三重奏の編成でどこまで遊べるか…というコンセプトのもと、変拍子の中に60〜70年代のロックやポップスのエッセンス(パロディ?)を浮遊させ最後にドタバタ・ブギで締めくくる…というのがソナタ形式ならぬ「アトムハーツ形式」。まあ、確かに(身も蓋もなく言ってしまえば)時代錯誤の「おバカなクラシック」なのだが、バカをやるのもそれはそれでなかなか難しいものが…(笑)
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