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2007年3月15日 (木)

クラシック大作曲家診断

Shindan_2 昨年からジタバタ制作を続けてきた「西村朗と吉松隆の"大作曲家診断"」(学研)が刷り上がってきた。(店頭に並ぶのは来週23日頃。定価は1,785円とちょっとお高い)

 この本、最初は同業者(作曲家)の視点から、クラシックの大作曲家たちの不滅の傑作や奇跡の偉業について語る「真面目な作曲家対談」のはずだったのだが、いつの間にか作曲家たちの「マトモでない部分」を暴露し論評する毒舌大会になってしまった(笑)。

 まあ、確かに「芸術(マジメな)音楽の作曲家」などというと偉そうだが、売れないクラシック音楽界のどん底でお金にならない交響曲なんかを書きまくっていた奇妙で偏屈な人たちなのだ。マトモなわけがない。
 そして、それを論評している二人(西村氏と私)も、どん底のゲンダイ音楽界でもっともお金にならないオーケストラ曲なんかを書きまくっているわけで・・・以下同文(笑)

 あとがきで西村氏はこう書いている。
「かくのごときたわけた対談を本にして世に出して良いわけがない」。

 同感である。・・・でも、出てしまうのである。世も末である(笑)

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コメント

面白そうですね、ぜひ読ませていただきます。それにしても懸賞金が西村先生は5000ドル、吉松先生は5000円ってどういうことですかw

はじめまして。書店でもう予約済みです。吉松さんに ゆかりのある方に贈呈する!分も含め 二冊!我が家にクラシック解説シリーズ二冊、ちくま新書のとで 三冊あります!楽しみにしています。

購入いたしました。
バーか赤提灯(^^;;のカウンターで、吉松先生と西村先生の間にすわってお話を伺っているような感じで、とても楽しく読んでおります。

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