手塚治虫とアトムの時代
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は、私の中のアトムについて語る「手塚治虫とアトムの時代」。
私は作曲家としてデビュー以来、ずっと食えない「純音楽」に意固地なまでに固執してきた。でも、一度だけ「鉄腕アトム・アストロボーイ」(2003)では、アニメの音楽を担当したことがある。そして、その後は子供たちのための「アトム・コンサート」なるクラシック入門ファミリー・コンサートのシリーズを制作していたりする。
もちろん、それ以前から私の作品の中にしばしば登場する「手塚治虫っぽさ」について、気付かれていた方も少なからずおられるに違いない。そんなわけで時々「どうしてアトムなんですか?」と聞かれる。しかし、私の中では「アトム」と手塚治虫師は…それはもう特別な存在なのである。
そのあたりの因縁やいきさつについて、懐かしの昭和30年代から紐解いたのが今回のお話。書いているうちに昭和漫画史になってしまった気がしないでもないけれど(笑)
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