アトム&名曲ポプリ
このところ、このコンサート用の名曲ポプリ(20曲メドレー)とかネコふんじゃった変奏曲とか、妙なもののスコアを書いていて、頭の中でぐるぐる色んな音楽が回っている。
なにしろ、モーツァルトのト短調シンフォニーにシュトラウスのラデツキー行進曲を繋げるとか、ブラームスのハンガリー舞曲にドヴォルザークの新世界よりを紛れ込ませるとか、ドビュッシー風&ラフマニノフ風のフルオケ「ネコふんじゃった」とか・・・もう、ほとんど悪魔の所業なのである(笑)
CDなどの音源の編集と違って、現実のオーケストラでの演奏作品として繋ぎ合わせるためには、キイ(調)を合わせたり編成や楽想をそろえたりして「自然に繋げる」ための小技を駆使しなければならないからかなり大変。
・・・ではあるのだけれど、それよりなにより、いやあ、人が苦労して書いた曲を勝手にいじくるのがこんなに楽しいとは!。著作権切れてるから文句も来ないし(笑)。
しかし、きっと天罰が・・・|(><)|
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私はマンドロンチェロ奏者で、バイオリンとギターのトリオアンサンブルを、組んでおります。
最初、ダンス教室の生伴奏の仕事を頼まれて、結成したアンサンブルだったため、ワルツやスロウや、ルンバをとにかく3分、このたった3つしかない楽器編成で、飽きないように演奏しなければならず、コッペリアのワルツの後、ムーンリバーがそのまま演奏され、またコッペリアに戻る、なんていうのとか、星に願いを、プラスオーバーザレインボウ、とか、いそしぎ&追憶、とか、そういうあれっと思う間もなく、違う曲をつなげて、3分にしたり、メロディが、バイオリンだったりギターだったりマンドロンチェロだったり、二つの楽器が交互にメロディ弾いてたと思ったら、第3の楽器がさらって行ったり、・・・と工夫しています。
誰かがアレンジした楽譜をいじくり回して、自分達の楽器編成で、しかも遊んじゃうアレンジにするのは、とても楽しいです。
しかも、一般のお客さんに、とても受けます!
投稿: vadim | 2007年3月25日 (日) 20:15