ATOM コンサート2007
2004年から始まったATOMコンサート(音楽監督:わたくし吉松)、今年の公演も無事成功裡に終了。アトムをガイド役にしてオーケストラを子供たちに聴いてもらうファミリー・コンサートということで、コンサート会場のほぼ3分の2は子供たち、という可愛らしくも不思議な風景。
子供たちのための管弦楽紹介で始まり、2003年版「鉄腕アトム・アストロボーイ」の交響組曲(映像付き)+子供たちによるアトムの合唱で華やかに終わる…という定番プログラムに加えて、今回は(どこかで聴いたことある)クラシック名曲20曲ほどのメドレーや、三舩優子さんによるピアノで「ラプソディ・イン・ブルー」も披露。なかなか充実したコンサートに仕上がった(と思う)。
子供たちに質の高い音楽を聴かせてくれたマエストロ船橋洋介氏と東京フィルの皆さんには心から感謝。いいバランスで進行役を務めてくれた司会の石塚初美さん、いろいろと制約や注文の多い企画ながら、熱意でこなしてくれたスタッフの皆さんにも感謝。
このコンサートを聴いてクラシック音楽に目覚めた子供たちの10年後20年後が(黒幕として裏で糸を引いている作曲家としては)楽しみである。うふふ(笑)
« 現代日本オーケストラ名曲の夕べ | トップページ | FM シンフォニー・コンサート »
「コンサート、放送」カテゴリの記事
- パリ〜川崎(2024.08.12)
- お知らせ(2024.08.03)
- ピアノの深化(2024.06.30)
- エンターザミュージック〈交響曲第3番〉(2024.06.12)
- 交響曲第5番@読響プレミア(2024.02.14)
コメント