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2007年4月28日 (土)

現代日本オーケストラ名曲の夕べ

Photo_8 月末の〆切でとっちらかっている中、山形へ「第8回現代日本オーケストラ名曲の夕べ」(主催:日本オーケストラ連盟)を聴きに行く。

 曲目は
・西村朗「ファンファーレ」
・吉松隆「サイバーバード協奏曲」
・千住明「Prayer」
・湯浅譲二「芭蕉による情景」
・松村禎三「交響曲第1番」
・演奏は、飯森範親 指揮 オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラ(今回は、山形交響楽団と仙台フィルを中心にした混成オーケストラ)。独奏:sax:須川展也、piano:小柳美奈子、percussion:山口多嘉子。会場は山形県県民会館。

 私の曲は、毎度おなじみ史上最強(狂?)の「サイバーバード」。もう何度も再演されているし、この曲については作曲者より詳しいソリストの御三方にすべて御任せ…のはずだったのだが、「ちょっと舞台でしゃべってください」とのことで、急きょ連休初日で大混雑の山形新幹線に飛び乗り(偶然同じ列車に乗り合わせた西村氏と共に)コンサートホールへ。

Cyberbird070429_1 それにしても、こういう曲を「普通に」演奏出来てしまう日本のオーケストラのレベルの高さは頼もしい限り。なにしろ日本でオーケストラが存続し根付くとしたら、自分たちの国の作曲家の作品こそ最も重要なレパートリーのはず。(まあ、現代音楽という不幸な出来事はあったにしろ)懲りずにどんどん「演奏し」、聴衆と共に「選び」、自分たちのものにしていって欲しいと願わずにはいられない。

(追記:翌日の朝、ホテルで何気なく新聞を開いたら、もう写真入りで昨夜のコンサートが紹介されていて、ちょっとヨーロッパにいるみたいな気分を味わう。)

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