フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« ひとり時間差連休 | トップページ | 左手のピアノと鳥たちと星座 »

2007年5月10日 (木)

ピアソラの20世紀

Adios_nonino_1 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回はアストル・ピアソラの音楽との出会いについて回想する「ピアソラの20世紀」。

 私が初めて彼の音楽を聴いて衝撃を受けた70年代には、一部マニアしか知らない「タンゴの異端児」でしかなかったピアソラ。その頃から私はことあるごとに「ストラヴィンスキー亡き後、現存する最大の作曲家はショスタコーヴィチとピアソラである」と言いふらしていたのだが、賛同してくれる人など(もちろん)一人もいなかった。

 しかし、現在では「20世紀後半を代表する作曲家」にまで急成長。まさに「予言は成就された」のである(笑)。その不思議な30年についてのお話。

« ひとり時間差連休 | トップページ | 左手のピアノと鳥たちと星座 »

音楽考」カテゴリの記事

コメント

私がピアソラと吉松隆の音楽を知ったのはほぼ同時期。
20世紀にこんな美しく情熱的な音楽が存在するなんて・・と両音楽家については追っかけとなりました。
ただ、ピアソラの場合、ピアソラ自身がピアソラ音楽の最高の再現者だったという証拠が録音として残っているというところが、少し悲劇的な感じがします。
クレーメルの演奏するピアソラは素晴らしいですが、その情熱の“炎”の色が違いはしませんか?ヨーヨー・マの演奏するピアソラはカッコ良いけれど、切羽詰った感が少なくありませんか?
そんなことを考えながら、ピアソラのウィーンライブや《ゼロ・アワー》を聴いています。
ピアソラの魂を具現しているのはむしろ、アサド兄弟やクロノスカルテットなど、直接薫陶を受けた人たちなのではないかとも考えたりします。
ということで、クレーメルとは実際に共演をして欲しかった。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ひとり時間差連休 | トップページ | 左手のピアノと鳥たちと星座 »