アイノラ抒情曲集&ゴーシュ舞曲集
舘野泉さんのために書いた「アイノラ抒情曲集/ゴーシュ舞曲集」の出版楽譜が届く。
音楽之友社〈舘野泉・左手のピアノシリーズ〉(1.間宮芳生「風のしるし」、2.ノルドグレン「怪談によせるバラード」、3.吉松隆「タピオラ幻景」、4.林光「花の図鑑」、5.末吉保雄「土の声・風の声」、6.谷川賢作「スケッチ・オブ・ジャズ」)の7冊め。
ちなみに「左手のためのピアノ曲の楽譜なんて出版しても、(世界で数人しかいない)左手のピアニストしか買わないのでは?」と心配される方もおられるかも知れない。しかし、両手のピアノのための新作…ではとても手が出そうにないアマチュア・ピアニスト諸氏でも、「左手のための曲なら、ちょっと頑張れば自分でも弾けるかも」と、楽譜を買って挑戦される方も多いようで、興味を持って手に取ってくれる方は少なくない。
舘野さんの左手は思いもかけない新しい音楽の世界を引き寄せたわけだ。
実際、今回の私のこの2作の楽譜も、言われてみなければ「左手だけのためのピアノ曲」にはとても見えないし・・・(笑)。6月10日発売。
« 日本戦後音楽史(上・下) | トップページ | FM シンフォニーコンサート »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- 草津の夜(2024.08.30)
- Finaleのフィナーレ(2024.08.27)
- 草津音楽祭オープニング(2024.08.17)
- お知らせ:草津音楽祭(2024.08.07)
- 対談Interview(2024.07.19)
まさしくそう思い「タピオラ幻景」の楽譜を買いました。
しかし、頭から「どうやって左手だけで弾いてんの?」状態です。
気長に頑張ります!
投稿: gaspard | 2007年5月30日 (水) 09:58