マーラーに聴く人類の行く末
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回はマーラーの音楽のリバイバルを通じて20世紀後半を俯瞰する「マーラーに聴く人類の行く末」。
誰が言ったか「芸術は、芸術として生まれるのではない。(それを愛好するものや利用するものの様々な思惑が重なり合い絡み合って)芸術になるのだ」・・・という冷めた史観。それをもっとも具現しているのが(たぶん)マーラーの交響曲だろう。
かつては「日曜作曲家が道楽で書いた支離滅裂な交響曲」と二流扱いされていた音楽が、20世紀後半になって一躍「ベートーヴェンに次ぐ偉大なる(人気)交響曲」とまでもてはやされるようになったのは一体なぜか?
その背景を(毎度おなじみの独断と偏見を駆使して好き勝手に)探る。マーラーせんせ、妄言多謝。
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