芸能花舞台@NHK112studio
NHKの112スタジオで、教育テレビ「芸能花舞台」…現代邦楽の魅力「重なり合う和楽器の響き」…のトーク部分(聴き手:中川緑アナウンサー)収録。
いわゆる「純邦楽」(長唄・常磐津・日舞など)」の世界というのは、さすがにほとんど縁がないが、今回は「現代邦楽」の特集ということで、作曲家としてゲスト出演。
スタジオ収録された3曲を聴きながら、邦楽とのそもそものなれそめなどを含め、日頃思うことなどを少々お話しする。
曲目は・・・
・沢井忠夫「詩(うた)」(1983)
…独奏箏と箏群のための
・杵屋正邦「風動」(1965)
…尺八3本のための
・吉松隆「星夢の舞」(2002)
…邦楽アンサンブルのための
最初の曲は箏だけ、次の曲は尺八だけ、そして最後は色々な楽器の大合奏…という楽器の重なり具合の変化も興味深いが、それぞれ1960年代、80年代、2000年代…とほぼ20年おきに書かれていて、その時代時代の邦楽器に対する距離感およびスタンスの変遷がよく分かって面白い。
先週豪華きらきらセットで収録した「星夢の舞」も見ものだが、スモークのたかれたスタジオに20人以上の箏がずらりと並ぶ沢井忠夫作品もなかなか壮観。
収録後、司会の中川緑さんと記念撮影→。放送は6月30日(土)13:00よりの予定。
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