芸術劇場〜左手のピアニスト その後〜
NHK教育テレビ「芸術劇場」左手のピアニスト その後〜舘野泉に贈られた音楽〜に出演。(司会:中條誠子さん)
左手のピアニストとして復帰されて3年目を迎える舘野泉さんと、その間に生まれた〈左手のピアノのための新曲〉にまつわる話。4月のフィリアホールでのリサイタルの映像と、スタジオでの演奏(タピオラ幻景より〈水のパヴァーヌ〉、ゴーシュ舞曲集より〈ロック〉)もまじえて現況を語る舘野さんは、どこまでも笑顔でにこやかながら、ふと感極まって言葉につまったりするところもあり、心を打たれる。
作曲家というのは所詮、音楽を書く以外は何の役にも立たない人間なので、せめてその作る音楽が誰かの役に立ってくれるなら(そして聴き手の心を癒してくれるなら)こんなに嬉しいことはない。
とは言っても、作曲家というのはとことんひねくれているので、誰の役にも立たず誰の心も癒さなくても、それでも音楽を書くのですけどね・・・
« FM シンフォニーコンサート | トップページ | ピアノ・ルーレット »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- お知らせ@市民講座(2024.10.12)
- 対談@都響WEB(2024.09.20)
- 草津の夜(2024.08.30)
- Finaleのフィナーレ(2024.08.27)
- 草津音楽祭オープニング(2024.08.17)
吉松さんの音楽に魅せられて、釘付けでNHKの番組見てましたよ。本当に舘野さんの奏でる音楽が、神秘的で柔らかく、ある世界へいざなうような素敵な曲でした。
あんなに素直に泣いている男の人を初めてみて、私は五体満足なのに、なんて怠け者なんだろうと思いました。
といって、またすぐに怠けてしまうんですけどね~
投稿: ♪♪♪ | 2007年6月 4日 (月) 19:12