東と西の管絃楽
雅楽「夢寿歌(ゆめほぎうた)」のリハーサルのため、伶楽舎の練習場へ。16人のメンバーがみっしり集まって、あと2日に迫った演奏会のお稽古も最後の追い込み。
和楽器の世界というのは「とろける時間」が支配していて演奏時間が読めないことが多いのだが、今回は結構リズムやビートを核にしたこともあってかピタリ計算通り30分内外に収まりそう。なにしろ基本は全5章のダンス舞曲集。雅楽なのにアレグロ楽章なんていうのがあるし(笑)。
初披露は、7月1日(日)14:00 紀尾井ホール。「伶楽舎第八回雅楽演奏会〜伶倫楽遊〜」にて。
夜は、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」解説生出演のため渋谷のNHKホールへ。雅楽の後はオーケストラ(^_^;)。でも、雅楽というのは1200年前の東の「管絃楽」で、オーケストラは200年前の西の「管弦楽」。元をたどればルーツは同じ(ということにしておこう)。
本日はアシュケナージのN響音楽監督としての最後のコンサートということで、満員御礼の聴衆を集めてベートーヴェンの交響曲第6番(田園)と第7番。いいなあ。確かに音楽は聴き手を幸福にする。(でも作曲家を不幸にすることが多いのだけど・・・(>_<、)
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