今さら管理された偶然性
歴史的な自民党大敗の夜、FINALE 2007(楽譜ソフト)で〈Repeat ad lib〉(いわゆる「管理された偶然性」の書法)を入力する裏技をようやく編み出す。
何を今さら…という話なのだが、実は手書きではいとも簡単でいい加減なこの技法(ちなみに私も「朱鷺によせる哀歌」などで30年前からさんざん使っている)が、逆にコンピュータでは(いい加減さを受け付けないので)どうしても出来なくて困っていたのである。しかし、これで今作曲中の作品にも使用可能となった。めでたい。
もっとも、楽譜の上だけの裏技なので、プレイバックには効かない。演奏は「いい加減なことが可能な」生身の人間にやってもらうしかない。ここらあたりがまだまだ頭の固いコンピュータくんの限界か。(…などと書いても、普通の人にはまったく何が何やらチンプンカンプンだと思うのだけれど)
« シュレッダーを買った | トップページ | どうやら8月になったらしい »
「仕事&音楽」カテゴリの記事
- お知らせ@爆クラ出演(2023.02.01)
- 取材(2023.01.18)
- 取材(2022.12.06)
- EXPO'70 夢の跡(2022.11.17)
- NHK交響楽団定期/解説ゲスト(2022.11.12)
チンプンカンプンです・・・
投稿: vadim | 2007年8月 1日 (水) 20:47