夏休み雑談・作曲家と著作権
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「夏休み雑談・作曲家と著作権」。
今年2007年は、シベリウス師の没後50年にあたる。ということは、師匠もこれで晴れて「著作権フリー」のパブリック・ドメインとして、世界の共有物になるわけである。(もっとも、保護期間70年の国も少なくないので、地域限定だが)
しかし、果たして作曲家にとってこの「著作権」とは一体何なのか?
夏休みの青空をボーッと見上げながら考えた。
« 鉄道博物館へ下見に行く | トップページ | 和と洋の合体リハーサル »
「音楽考」カテゴリの記事
- 西村朗氏のこと(2023.09.11)
- シンハラ(2022.06.21)
- 微笑む巨匠たち(2020.01.28)
- 正しい助言と怪しい格言(2019.12.09)
- ことばの話・・・3(2019.08.25)
そもそも「著作権」という言い方がおかしいと思います。100年経ったってモーツァルトの曲はモーツァルトの曲、吉松センセの曲は吉松センセの曲であって、だれにも侵す権利はない。それなのにそれを、作曲家本人でない「権利所有者」が「お金を取る」ことに利用しているんですから。
権利だなんてごまかしを言わないで、ハッキリ「複製したらお金を取る制度」と言ったらいいんですよ。
投稿: tori | 2007年8月12日 (日) 11:27