FM シンフォニーコンサート収録
NHKでFMシンフォニーコンサート10月(14日放送)分の収録。
曲目は、メンデルスゾーン「夏の夜の夢」の序曲および劇音楽3曲(例の「結婚行進曲」含む)と、ヴァイオリン協奏曲(vn:漆原朝子さん)。そして、ブラームス「交響曲第3番ヘ長調」。演奏は、大町陽一郎指揮東京フィル。
この「メンデルスゾーンとブラームス」…という組み合わせ、作曲家としての育ち方にあまりに「貧富の差」があり、解説していてちょっと複雑な気分になる。
なにしろこの二人、同じハンブルク出身(ただし世代は親子ほど違うが)ながら、メンデルスゾーンは大富豪の御曹司で家にオーケストラまであった外交的な天才少年、一方ブラームスは貧乏家庭に生まれアルバイトに居酒屋でピアノを弾いて苦学した内向的な純情少年。まるで花形満と星飛雄馬みたい(若い人にはお分かりになりにくいかも知れないが)なのだ。
それでも「どちらになりたいか?」と言われたら・・・うーむ、やっぱりブラームスかな。
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吉松先生の風貌は最近どんどんブラームス風になっておられますね。吉松先生にとってクララは誰なんだろう、とつい考えてしまいますw
投稿: Apple | 2007年9月30日 (日) 10:15