ここにしか咲かない花
BSの番組で使う宮崎県ゆかりの曲を探すうち、コブクロ(作詞作曲の小渕健太郎が宮崎出身)の「ここにしか咲かない花」を遅まきながら聴き直し、しばし聴き惚れる。
2005年(わずか2年前)のヒット曲だが、なんだか70年代のフォークソングを聴いているようなノスタルジックな味がある。
ただ、楽譜に起こしてみると妙に複雑で字余り感があるのがちょっと面白い。同じ宮崎ゆかりの曲で引っ張り出した「人生いろいろ」(作詞の中山大二郎が宮崎出身)とか「フェニックス・ハネムーン」(宮崎の新婚旅行ブームで出来た曲)など往年のヒット曲のシンプルさ(というより単純すぎ!)と比べると、あちこちためらい傷(?)だらけだ。
でも、それこそが、もはやシンプルではあり得ない現代という時代のヒット曲ということなのだろう・・・。
ここにしか咲かない花、ここにしか吹かない風
ここでしか聴けない歌、ここでしか見えないもの
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コブクロっていうと、ハツ・タン・レバー・ハラミ・のコブクロを思いだす人がいるかもしれないですけど、メンバーが小淵健太郎と黒田俊介なので、コブチとクロダでコブ・クロです。小椋久美子と潮田玲子でオグシオなのと同じです。
わたしもこの曲はいい曲だと思います。でも「字余り感」というのは言いえてミョーですよね。「桜」なんかすごいですよ。字余りまくってますから。
投稿: motu | 2007年11月25日 (日) 11:07