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2008年1月

2008年1月30日 (水)

FMシンフォニー・コンサート収録

Fmsymcon 九州から無事に帰って来て、本日はNHK605スタジオで2月分の〈FMシンフォニーコンサート〉の番組収録。

 前半はプレトニョフ氏の指揮で、チャイコフスキー「眠りの森の美女」より、カバレフスキー「コル・ブルニョン」序曲、ショスタコーヴィチ「ボルト」組曲、シチェドリン「お茶目なチャストゥシカ」。後半は若杉弘氏指揮で、ヴェルディ「十字軍のロンバルディア人」第3幕への前奏曲、グノー歌劇「ファウスト」の舞踊音楽。オーケストラは東京フィル。

 放送は2月10日(日)14:00から。
 ・・・なのだが、実はBS2の(例の)「おーいニッポン」も同じ日の同じ頃に放送の予定。同じ日にNHKの2つの番組に同時に登場してしまうというのは、ちょっとまずいらしく、微妙に出演時間を調整(?)することに。(それにしても、テレビなんてごくたまにしか出ないのに、こんなこともあるもンなのだな・・・)

2008年1月27日 (日)

宮崎Rhapsody@総合練習

Rhapsody 宮崎県の佐土原総合文化ホールという処で、NHK-BS2「おーいニッポン」の総合練習。

 指揮:岩村力、オーケストラ(宮崎ジュニア・オーケストラほか)、混声合唱、児童合唱、ハワイアン・バンド、雅楽、和太鼓、高千穂夜神楽、刈干切唄、ひえつき節、ストリート・ミュージシャンの方々など総勢250名近い大編成。
 今回は、私もピアノとシンセとコンピュータSEで参加。めざせリック・ウェイクマン!…と言っても若い人は知らないか…(> <)

 子供から大人から若者からオーケストラからポップスから民謡から電子音まで…新旧あるとあらゆる音楽が15分間だけ「宮崎」の旗の下に集う。楽しき哉、音楽。

Miyazaki2 本番は2月10日(日)NHK-BS2「おーいニッポン」(13:00〜18:00)。Rhapsodyは17:23頃から生中継(宮崎県川南町文化ホールより)の予定。

 あの東国原知事、米良美一氏も会場に駆けつけ、演奏に参加してくれる予定です(…ホンマかいな)。

2008年1月24日 (木)

Finale 2008

Finale2008 バージョンアップを予約していた楽譜作成ソフト〈FINALE〉の最新版(2008)届く。

 1995年に日本語版が出て以来、もう十数年ほど使い込んでいるソフトで、今では作曲作業のほとんどすべてを依存している。いわば「万能五線紙」とでも言うべき代物で、もはや、これなしでの作曲は(情けないことに)あり得ないんじゃなかろうか。

 ただし、最初に手にしてから自在にスコアを書けるようになるまで、たぶん1年くらいは七転八倒した。その間、「こんな高いソフト買って、使い物にならないなんて…」と落ち込んでいたら、友人が「自動車だってピアノだって、買ってすぐ仕事に使えるわけじゃないよ。練習しなきゃね」とひとこと。おお、すごい説得力!

 おかげで、今は有能な弟子3人分くらい役に立っている。使い勝手はその頃から大きな違いはないが、毎年バージョンアップされるたび微妙に新機能が増えているのが楽しい。

 というわけで、Macも新しくなったし、そろそろ仕事せねば・・・(^ ^)

2008年1月23日 (水)

ボクを捨てないで・・・

Sadmac 丸4日ほどかけて、ようやく新しいMacへの引っ越し&チェックを終える。

 もちろん最近のMacは、「移行アシスタント」なるユーティリティを使えば、引っ越し自体は(おまかせ引っ越しパックみたいで)簡単。

 しかし、12件目の引っ越しともなると、一番古い階層にはOS 8.5とかシステム9とか「開かずの間」があちこちにあって(言うなれば、むかし引っ越しした時の段ボールの荷物がそのまま開けずに押し入れに残っている状態)、その整理が大変。

 どうやっても開けないファイルや、もはや存在しないソフトで作成したデータ(BASIC時代の打ち込み楽曲DATAとか、20年以上前のワープロ!の文書DATAとか、パソコン通信の時代のフォーラムDATAとか)など、とっておいても仕方ないと思うのだが、それでも捨てられない。

 まあ、データの場合は、ハードディスクの片隅に眠るだけで、場所をとるわけではないから、静かに寝かせておくことにして、問題は、引っ越しが終わって抜けガラになった古いMacだ・・・。

 これも(言わば、長年、一緒に仕事と生活をしてきた可愛い助手なので)処分するに忍びないのだが、かなり巨大でかさ張るので、ずっと置いておくわけにも行かない(むかしの初代macintosh plusとか G4 cubeなんかはサイズも可愛いのでまだ持っているけれど)。うーん・・・

 そう言えば、むかしのSF小説で、スイッチを切って処分しようとすると、「捨てないで…」「私を殺さないで…」と泣くコンピュータというのがあったなあ……と、怖いことを思い出してしまった。

 …cogito, ergo sum

2008年1月21日 (月)

音の書斎@男の隠れ家

Shosai 男の隠れ家(あいであ・らいふ社)別冊「JAZZを巡る旅」(2008年2月号)音の書斎コーナーで、JAZZマニアの方々の書斎に混じって、私の仕事場写真も再収録される(確か、2006年11月号の同誌に掲載されたもの)。

 本来は、「音楽家なんだから凄いオーディオ装置で聴いているンでしょうねー」…という「音の書斎」訪問だった(らしい)のだが、あるのは小さなミニコンポだけ。
 その代わりに、ピアノと半端でないCDの山と数台並ぶパソコン&ディスプレイと奇妙な古い机の組み合わせが「絵的に面白かった」ということ?
 
 それにしても、あれから何度か部屋の大片付けをし(まだ途上だが)パソコンも替えたはずなのに、今と全然変わっていないのはなぜ?...(~ ~)...
 どうあがいても(中学生の時の三畳間の勉強部屋以来不変の)このレイアウトからは抜け出せないということか・・・

Room_2_2 ちなみに、この写真→だとまるでグランドピアノがCDや本に埋もれているように見えるが、これはもともと胴体が寸づまり(あるのは鍵盤部分だけ)の電気ピアノ。
 本体が壁にめり込んでいるわけでも何でもないので、念のため。

2008年1月19日 (土)

新 Mac 始動

Mac_pro 5年ぶりに仕事場の Mac を新調した。

 今回のMac(Mac pro)は、プロセッサ:2x3GHz Quad-core Intel Xeon、メモリ:4GB…と、中身はずいぶん高性能になったのだが、外見は今まで使っていたPower Mac G5(2GHz Dual、1GB)とほとんど変わりなし。

 一日がかりで古いMacからデータの引っ越しをし、続いて、今まで使って来たソフトやドライバがどのくらい動くかチェック。

 基本的にはなんとかこのまま使えそうな感じだが、Intel Macだとまったく動かない(未対応の)もの、ところどころ危なっかしい動きになるもの、バージョンアップ待ちのもの、設定をゼロからやり直さなければならないもの…などいろいろ。

 …というわけで、ちゃんと仕事に使えるようになるまで、チェックはまだまだ続く。

2008年1月17日 (木)

犬も歩けばVocaloid

Miku_2 ネットにおける初音ミク(VOCALOID)の現状について新聞社の取材を受ける。

 いやあ、確かにBlogで何回か取り上げましたけど、別に私は彼女の専門家ではありません。ソフトだって(まだ)持ってないし(~ ~;)

2008年1月16日 (水)

MacBook Air どこが4mm?

Mbair ノートブック型Macの新モデル MacBook Air 登場。思わずApple Storeまで見に行ってしまったのだが、現物はまだお店にもなし。昨日の今日だから当たり前か。

 Macのノートブック型パソコンは、1991年の初代PowerBookの頃から(性能はもちろん格段の進化を遂げているものの)大きさはA4強で重さ2〜3kgというサイズは変わらず。「どうしてもっと小さく軽くしないのか?」と思っていたのだが、今回の新モデルはA4サイズ(ディスプレイ:13インチ)ながら1.3kgと、いきなりコンパクト。

 製品発表の第一報では「薄さ4ミリ!」と言うので仰天したのだが、よく聞けば幅:32.5cm、厚さ:1.94cm。一番薄い部分が厚さ4ミリということなんだそうで、本体の厚さはほぼ2センチ。なあんだ。

Air_2

 端子は、USB、オーディオ出力、(Micro)DVIの3つだけ。ネット接続はワイヤレスが前提で、電話回線はもちろんLANケーブルも繋げない。80GBのハードディスクは内蔵しているものの、CD/DVDドライヴは無く、オプションで外付け。なるほど(持ち歩くことを最優先にして)余分なものを削ぎ取った薄さ…ということか。

 これでMacもWindowsも両方使えるのだから、かなりの話題作になることは間違いない。ただ、チトお高い。1.6GHz標準モデルで¥229,800、1.8GHZモデルで¥388,400。厚さ2センチを切ったのなら、値段も20万を切れば良かったのに。

2008年1月15日 (火)

多重人格的師匠

Sibelius 来月のコンサート(2月の日本フィル定期)で師弟共演?をすることになり、そのプログラム原稿を頼まれて書く。

 とは言っても、作曲家の場合は別に一緒に舞台に上がるわけではなく、単に曲目が並ぶ(師匠の曲に挟まれて私の曲が演奏される)というだけのことで、要するに・・・

・シベリウス:交響曲第1番ホ短調 op.39
・吉松隆:鳥たちの時代 op.25
・シベリウス:交響曲第7番ハ長調 op.105
 演奏:井上道義指揮日本フィル。

 というプログラムなわけなのである。(しかも、師匠の第1番と私の鳥たちは同じ33歳の時の作。同い年の師匠と共演だい!(^ ^)/

 そんなこともあって、当日のコンサート・プログラムでは師匠の曲の曲目解説もすることになり、改めて最初(第1番)と最後(第7番)の交響曲を初心に戻って聴き直したわけなのだが・・・。

Sibelius2 うーん、これはとても同じ作曲家が書いたとは思えないな。ほとんどジャン1号とジャン5号くらい違う。師匠ってこんなに多重人格だったろうか?

 ・・・とは言え、弟子も立派な多重人格だから、これこそ師匠ゆずりというべきか?

2008年1月13日 (日)

佐村河内守「交響曲第1番」

Sgouch 先日、本屋の棚で「交響曲第一番」と大書した本を見つけ、思わず(吸い寄せられるように)手に取った。
 タイトルからして新人作家の音楽小説か何かかと思ったら、佐村河内守(さむらごうち・まもる)という全聾の作曲家の自伝だった。1963年に広島に生まれた(まだ四十代半ばの)彼が、作曲家を志し「交響曲」を作るまでに至る情熱と苦悩の半生を綴ったものなのだが、驚くべきはその内容の壮絶さだ。

 被爆二世として広島に生まれ、独学で作曲を学び、オーケストラを駆使して現代音楽ではない「交響曲」を書きたいと、上京して(クラシックの現代音楽界ではなく)ゲーム音楽の世界を選ぶ(確かに、オーケストラを鳴らしたいなら、クラシックの現代音楽畑よりゲーム音楽やTV映画界の方がチャンスは遥かに多い)。しかし、20代半ばで左耳の聴力を失い、作曲家として大きな仕事を始めた30代半ばで、遂に両耳の聴力を失って「全聾」となってしまう。
 まさに「現代おけるベートーヴェン」の状態なのだが、自分の書いた音楽がまったく耳では聴こえない上、24時間耳鳴りの轟音が止まらない、という壮絶なコンディションの中、現在では隠者のような生活を続けつつ、「交響曲第1番」「交響曲第2番」を書き上げ、現在「第3番」を作曲中と言う。

 ここまで読んで肝心の「音」がない、というのはフラストレイションが溜まるが、彼の交響曲はまだ演奏されたことはないとのことで、当然ながらCDは存在しない。しかし、今日ようやく彼のゲーム音楽での代表作という「鬼武者」の2枚組CD(現在は廃盤)を手に入れ、彼の音楽の一端に触れることが出来た。
 ゲーム音楽とは言え、かなり巨大編成のフル・オーケストラと多種多彩な和楽器を使ったなかなかの力作である。さまざまなスタイルの楽想がポプリのように並列しているものの、終始大真面目で時に甘いまでにロマンチック。敢えて近しい音楽を挙げるとすればマーラーか。

 当の佐村河内氏は「同情されて自分の音楽が聴かれるのはイヤだ」と書いているが、この書を読んで彼の音楽を公平に聴くことはもはや不可能だろう。それに、表紙にデザインされたスコアのページを見ただけで想像できる晦渋で巨大な交響曲を「聴いてみよう」という人間が現れるとしたら、「音が聴こえない人間が、音でどこまでの構築物を作れるか」という興味が重要なファクターになるはず。それは決して悪いことではない。

 だから、きっとこの本をきっかけに、どこかの指揮者(オーケストラ)が取り上げて初演の機会もあるかも知れない……と思いかけたが、そうなったとしても作曲者本人はそれを聴くことが出来ない、と言う事実に愕然とする。
 同じく交響曲という莫迦なものの創作に人生を費やした同志としては、「身につまされる」どころでなく、言葉もない。

2008年1月11日 (金)

Mac買い替え計画

Maccat そろそろ5年目になるコンピュータ(メイン・マシンのPower Mac G5)を新しいモデルに買い替えようと、Apple Storeに行く。

 最初に買ったMacは、20年前のMacintosh plus(1987。8MHz)。それから、Power Macintosh(1993。30MHz)、Performa(1997。120MHz)、G4 cube(2001。500MHz)、Power Mac G5(2003。2GHz dual)…と買い替え、その間に中間モデルおよびノートブック(Power Book)も数台使っているから、Macだけで今回12代目め(ちなみに、Windowsマシンは2代目)。考えてみれば、Macにつぎ込んだお金で、Steinwayのフルコンくらい買えたかも・・・

 デザイン的には昨年暮れにでたiMac(パソコン本体とディスプレイ一体型)の新モデルが気に入っていたのだが、「(一昨日)Mac proが新しいモデルになりましたよ!」と言われて(また振り出しに戻り)悩む。
 
 今度のMac proは最高3.2ギガのクアッドコア・インテル・セオン・8コア・プロセッサがデュアルリンクDVIポートのグラフィック環境でなんたらかんたら…と説明されても、別にこちらはコンピュータ・マニアなわけではなく、楽譜を書いて音を出すのに高速の処理能力と快適なディスプレイ環境が欲しいだけ。

 で、Appleの専門スタッフさんに「iMacや純正ディスプレイを縦にして使う方法はないの?」とか「スコアを広げる30インチ横長巨大モニタと、縦のアンサンブルをチェックする24インチ縦型モニタと、音譜を入力する17インチ液晶ペンタブレット型モニタ(計3つ)を繋ぐには?」とかいう質問をして、「そんなこと聞かれたのは初めてですぅ」と呆れられる(^ ^;)。

 結局、Mac proに決めたのだが、パソコン本体を新しくすると、ソフトから周辺機器まで新しくしなければならないことになり、想定外のとんでもない出費になることがしばしば。ということで、ここは少し頭を冷やしてから・・・

2008年1月10日 (木)

音楽の〈和風(ジャポニズム)〉雑感

Japonism_2 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は、(年の初めと言うこともあって)音楽における〈和風(ジャポニズム)〉について。

 30年ほど前、私が作曲家を始めた頃、自分が「日本人である」ということと「西洋オーケストラを使って作曲する」ということの間にどういうスタンスで立つか、というのは、かなり頭を悩ませる微妙にして複雑な問題だった。

 しかし、この正月にテレビで(例の)「のだめカンタービレ」を見ていて、ちょっと驚いた。この物語に登場する奇妙な人物たちがすべて、東京の音大でも自分の家でもパリのコンセルヴァトワールでも、まったく自分のペースを崩さない。自分の音楽性や進路については悩むものの、日本人である自分がクラシック音楽をやることについて、まったく悩まないのである!

 うーん、これはマンガだからか? 
 あるいは、これが女性の視点なのか?
 それとも、現代の若者はみんなこんななのか? 

 もちろん、そんなことに悩まず屈折せずのびのびと才能を開花できればそれに越したことは無いのだけれど・・・それで大丈夫なのか?

 と、(正月から)老爺心と杞憂とお節介が高じて、思わず心配になってしまった・・・




 (いや、だからマンガなんですってば・・・(^ ^;)

2008年1月 8日 (火)

迷宮の扉、開く

Room2_2 昨日、思い立って、仕事場の片付け(&身辺整理?)を始めた。

 最初は、2〜3日でちゃっちゃっと・・・と思っていたのだが、作曲している間に出る大量の修正コピー譜の山と、デスク横に積んである雑多な書類(領収書やら郵便物やら原稿の写しやら何かのメモやらFAXやら手紙やらコンサートの招待状やらチラシやら何かの説明書やら申込書やらやらの類)の一束を「とっておくもの」と「いらないもの」に分別するだけで結局丸一日かかってしまった。

 もちろんシンプルに「全部捨ててしまう」のが一番簡単なのだが、さすがにそこまで割り切れないのが面倒なところ。このテンポで行くと・・・書類&郵便物関係の分別整理だけで推定1週間。さらに床に平積みになった雑誌やら本やらCDやらを整理し、その後、奥の一部屋をびっしり埋め尽くした本とCDとガラクタのぼた山の整理をすると・・・。さて、どのくらいかかるか見当もつかない。

 しかし、始めてしまった以上(部屋をひっくり返してしまったので)、もう後戻りは出来ない。うーん、もしかしたらこれは、開けてはいけない迷宮の扉を開いてしまったのかも知れないな・・・

2008年1月 6日 (日)

iTune store デビュー

Itune ◀気が付いたら〈iTune Store〉で私のアルバムを売っている。今のところChandos,Naxos関係を中心にした10枚だけだが、い、いつの間に・・・(@ @;)

・交響曲第1番(カムイチカプ)ほか
・交響曲第2番&ギター協奏曲
・ピアノ協奏曲「メモフローラ」ほか
・交響曲第3番&サイバーバード協奏曲
・交響曲第4番&オリオンマシン
・交響曲第5番ほか・・・以上Chandos
・舘野泉「アイノラ抒情曲集」Avex

 水色スカラー@村治佳織「リュミエール」Decca
 朱鷺によせる哀歌@「日本作曲家選輯」Naxos
 デジタルバード組曲@小川典子「Bridge to Japan」BIS

 クラシックの末席にあたる零細ジャンルゆえ、どのくらいの需要があるのかはさっぱり分からないが、これで少なくともここにある楽曲に関しては「廃盤になって聴けなくなる」という心配だけは(当分)無くなったわけで、苦労の末に生み落とした親としてはちょっぴり嬉しい。

 それに、CDショップの一番奥の暗〜い「現代音楽コーナー」にポツンと置いてあるよりは、新しい聴き手に出会う機会も増えるのでは?・・・

2008年1月 5日 (土)

OS X Leopard 萎え

Osx105 正月休み中にMac OSの最新バージョン「OS X 10.5(Leopard)」を手に入れた。

 OSを新しくすると、必ず大なり小なりソフトに不具合が出て来るので、新しいバージョンへのアップグレードは仕事の切れ目に限ることにしている。しかも、いきなりメインマシン(デスクトップ)に導入して不具合があると怖いので、まずサブマシン(ノートブック)に入れて、しばらく様子を見て…というのが今までのペース。

 そんなわけで今回も、暮れに新OSのパッケージ(¥14,800)を買ってきて、まずノートブック(PowerBook)にインストールし、色々なソフト(特に仕事で使う音楽関係のソフト)を開いてみて不具合がないかどうか確認し、満を持してこの正月に仕事場のメイン・コンピュータ(Power Mac G5)にインストールすることに・・・

 ・・・したのだが、どうしても出来ない。首を傾げて注意事項を良く読むと、シングルユーザーのパックは「インストールは1台のマシンに1回きり」なんだそうで、DVD自体にプロテクトがかかっている様子。

 確かに、複数台のマシンにぱかぱか不法コピーされてはたまらない…という思惑はわかるけれど、こういう仕打ちをされると、デスクトップとノートと2台を使っている正規の「シングル」ユーザーは困ってしまう。(複数台にインストールしたかったら、¥8,000追加して「ファミリー」パックを買えということらしい)。「やれやれ」というか、ちょっと萎えてしまった。

 Macをsytem 6(漢字Talk 6)から使っている古参のMacユーザーとしては、「むかしはもっと大らかだったのに」と思わず遠い目になってしまうが、それにしても最近、この種のプロテクトやライセンス認証がガッチリかかったソフトが多くなってきた。違法な複製を防止したいのは分かるけれど、ちゃんとお金を払っている正規の客にまで、いきなり「万引きは犯罪ですからね」と釘を刺してから「はい、一人一個です」とリンゴを渡す果物屋に、アナタはもう一度行きたいですか?(でも、どうせ結局また行くんですけどね)

2008年1月 4日 (金)

ぼちぼち仕事始め

Hachiman 三が日も終わって、ぼちぼち仕事始め。まずは仕事場近くの神社に寄って、遅い初詣で。

 今年は珍しく年越しの大仕事はなく、ひさしぶりに余裕の正月……のはずだったのだが、昨年の宮崎から続いている「足難」のせいで、いまだに杖をついて歩いている始末。おかげで年末年始は、ほとんど自宅謹慎状態。ああ、モンゴルに帰りたい(^ ^;)

 むかしむかし若い頃、元気と希望とヒマだけは腐るほどあった時にお金はまったくなく、少しお金が出来ると今度はヒマがまったくなくなり、年取ってヒマが出来た時には今度は元気と希望がサッパリなくなる。

 とかくこの世はままならぬ
 されど、それが人生。

 一期は夢よ 
 (狂える時に)ただ狂え

2008年1月 1日 (火)

謹賀新年 2008

2008s

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