多重人格的師匠
来月のコンサート(2月の日本フィル定期)で師弟共演?をすることになり、そのプログラム原稿を頼まれて書く。
とは言っても、作曲家の場合は別に一緒に舞台に上がるわけではなく、単に曲目が並ぶ(師匠の曲に挟まれて私の曲が演奏される)というだけのことで、要するに・・・
・シベリウス:交響曲第1番ホ短調 op.39
・吉松隆:鳥たちの時代 op.25
・シベリウス:交響曲第7番ハ長調 op.105
演奏:井上道義指揮日本フィル。
というプログラムなわけなのである。(しかも、師匠の第1番と私の鳥たちは同じ33歳の時の作。同い年の師匠と共演だい!(^ ^)/
そんなこともあって、当日のコンサート・プログラムでは師匠の曲の曲目解説もすることになり、改めて最初(第1番)と最後(第7番)の交響曲を初心に戻って聴き直したわけなのだが・・・。
うーん、これはとても同じ作曲家が書いたとは思えないな。ほとんどジャン1号とジャン5号くらい違う。師匠ってこんなに多重人格だったろうか?
・・・とは言え、弟子も立派な多重人格だから、これこそ師匠ゆずりというべきか?
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