鳥は静かに...@東京シティフィル定期
昨日に続いて本日もコンサート。東京シティフィル定期(指揮:藤岡幸夫氏)の「鳥は静かに...」を聴きにティアラこうとう(江東公会堂)へ。
実はわたくし(自慢じゃないが)自分の曲が演奏されても滅多にコンサートには出かけない(失礼多謝!)出不精者なのだが、昨日サントリーホールでばったり藤岡幸夫氏に出会い、「明日ヨシマツさんの〈鳥は静かに...〉やるんですよー。でも、どうせ来てくれないンでしょうねー」と(恨みがましく?)言われてしまい、(昼間のコンサートだし、初めてのホールへの興味もあって)のぞきに行くことにした次第。
プログラムは、またしても師匠と一緒(今度は第2番)。私の曲は冒頭10分ほどでアッという間に終ってしまったので、後半はじっくりと師匠の曲を聴く。しかし、これがなかなかの力演で、わざわざ遠くまで足を伸ばした甲斐があったと言うもの。
個人的には第4番以降の後期の交響曲こそがシベリウス師の真髄だと思うのだが、第2番の分かりやすさとアピール度の高さは確かに別格。この曲があるせいで、後半の曲が晦渋に(一般聴衆にとってはつまらなく)なっても交響曲作家の名が揺るがないとも言えるし。
それにしても、この頃の師匠は、何と言うか・・・脂ぎっているな(@ @)
ちなみに、同じ頃サントリーホールでも、日本フィル定期2日めで〈鳥たちの時代〉を演奏していた訳で、(これはもう演奏家なら絶対あり得ない)立派なダブルブッキング。・・・いいのか?
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