チェロから始まる弦楽器の事情
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「チェロから始まる弦楽器の事情」。
最初はチェロについてだけ書くつもりだったのだが、名前の由来などを書いているうちに、最近ベルリン・フィル特番や高関健氏との会話の中に出てきて気になった「標準配置」と「対向配置」についての話に飛び火。なにやら弦楽器豆知識というか雑感のようになってしまった。
・・・のだが、いろいろ楽器の向きなどについて書いていて、改めて「?」と考え込んでしまったのが、「右向き」と「左向き」。
むかし体育の時間なんかで「右向け〜、右!」と言われたら、自分から見て右を向いた記憶がある。と言うことは、本人が「右を向いている」と思っている姿は、人から見れば「左向き」? いやいや、本人が「右を向いている」と思っているのが「右向き」?
うわあ、どっちだ〜? と頭を抱えている時に思い出したのが、「左ヒラメに右カレイ」という言葉。(これはヒラメとカレイの見分け方。背びれを上にして置いた時、左を向いているのがヒラメで、右を向いているのがカレイ)
そうか、そうか。左向きがヒラメで右向きがカレイだった。
じゃあ、ヒラメが向いている方が左で、カレイが向いている方が右ではないか。簡単だ。
で、どちらがヒラメでどちらがカレイかと言うと・・・左を向いているのがヒラメで、右を向いているのが・・・(@ @;)
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