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2008年4月29日 (火)

取材@仕事術(仮)

Roomq 現在企画中の本「吉松隆の仕事術(仮)」(アルテスパブリッシング)の取材第1回。

 私がどういう風にして「作曲」し「文章」を書き「イラスト」を描き「コンピュータ」や「ピアノ」や「道具」を使いつつ「生活」しているか?を取材から解き明かす秘密のノウハウ本(…になるらしいが、定かではない)。

Room2 今回は、コンピュータまわりを中心に、どういう手順やり方で作曲しているか?とか、どういう風に音楽の構想やメモやスケッチや楽譜を整理しているか?とか、シャープペンや消しゴムや五線譜は何を使っているか?などなどを雑談風にお話しする。

 CDや楽譜はどうやって整理されてますか?とも聞かれたのだが、最近はぜんぜん整理できずに積み重なり埋もれているだけで、赤顔の至り。ちょっと触ると大崩落の危険があるので、手も出せないし。

 そう言えば、仕事場のマンション全体でデジタル放送対応の工事をするらしく「TV端子の室内工事をします」という通知があったのだが、そのCDと本の山に埋もれてTV端子がどこにあるか分からない!(+ +;)

 すみません。発掘するのに数日かかります m(__)m

2008年4月28日 (月)

収録@NHK-FM「オーケストラの夕べ」

Okeyou NHK-FM「オーケストラの夕べ」5月分の解説収録。

 曲目は、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」。演奏はダニエル・ハーディング指揮、東京フィル(2008年2月14日オペラシティ定期)。
 今回は、楽章の順番がCDや出版スコアでおなじみのものとは異なり、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:スケルツォという逆順によるこだわりの演奏。

 確かに以前から、第1楽章:アレグロの後に第2楽章:スケルツォが続く(今までの)並びは、同じ楽想が続きすぎて変だなあ…と思ってはいたのである。
 ところが、最近の研究では、マーラーによる初演もアンダンテ〜スケルツォという並びで、その後(出版に際して)楽章を入れ替えたという根拠も薄弱とかで、この順序による演奏の方が正統になりつつあるのだとか。この方が純器楽交響曲として遙かにバランスがとれているし、長年の疑念が解けてすっきりしたような気がする。演奏もなかなか素晴らしかった。

 アンコールには別収録のバッハの「トッカータとフーガ」(指揮:金聖響)。

 放送は、5月11日(日)19:20〜21:00。

2008年4月25日 (金)

光風会展@国立新美術館

Musium08 六本木の国立新美術館へ、母が毎年作品を出品している「光風会展」を見に行く。

 1912年(明治45年)から開催している洋画と工芸の二部門による公募展で、今回が94回め。以前は上野の都美術館で毎年春に開催していたが、昨年この新しい美術館が出来てからこちらに移転。
 会員の母は工芸部門の「織」。なにやら丸まって考えているように見えるのは、「春を待つ」ポーズなのだそうな。期間は4月29日まで。

 隣で「モジリアニ展」をやっていたので、そちらもブラリと寄ってみる。暗い展示室に並ぶ例の独特で不思議な眼差しの肖像画の群れを眺めていたら、頭の中になぜかベルクの音楽が鳴り出した。

 そう言えば、モジリアニが1884年(〜1920)、ベルクが1885年(〜1935)と、完全に同時代人(学校なら同学年)だし、1915年くらいを境に独特の作風に達したのも同じ。

Modiglianiberg 二人ともハンサムで女性の影が生涯つきまとっているし、作品自体も女性を描いたものが特に傑出している。だからだろうか、どこか似た香りがする。

 御存知のようにモジリアニは35歳の若さで亡くなっているけれど、もう少し長生きしてこの二人が出会っていたら(せめてお互いの芸術を見聞きする機会があったら)…と、見果てぬ「もしも」が六本木の空を駆けめぐる。
 

2008年4月23日 (水)

CD録音 in 宝塚

Vegahalls_3 宝塚ベガ・ホールにてCD室内楽作品集(仮)の録音セッション。昨日と今日とで下記の全6曲を録音する。

・アトムハーツクラブ・トリオ第1番
・アトムハーツクラブ・トリオ第2番
・ピアノ四重奏曲「アルリシャ」
・デジタルバード組曲
・レグルス回路
・ピアノ・フォリオ

 トリオとカルテットは初録音。トリオ2曲は、おなじみアトムハーツクラブのシリーズをピアノ三重奏版にアレンジしたもので、ご想像通り(?)とてもピアノ三重奏曲とは思えないロックンロール・ピースに仕上がった。乞うご期待。
 一方「アルリシャ」は20年前(1987年)に書いた最初の(まじめな)オリジナル室内楽曲。なのだが、全7楽章の異形な音楽は、何と言うか…ほとんどオモチャ箱と化したトゥランガリラ交響曲。メシアン先生ごめんなさい(^^;)。

 デジタルバード組曲も含めて、20年前には現代音楽演奏のプロにも「こんなの演奏できるか!」と楽譜を突っ返されかけた超難曲だったものだが、いずれの曲も「難しいですよぉ」と言いながらも録音はすんなり進行(いや、実際は大変だったと思いますよ、もちろん)。演奏技術の進化と時代の変化をしみじみ実感する。

 Vegas 演奏は、ピアノ:河村泰子、フルート:中務晴之、ヴァイオリン:友永健二、チェロ:黒田育世の皆さん。録音はカメラータ・トウキョウ。

 ちなみに、ベガ・ホールのある宝塚は、手塚治虫の実家や記念館があるファンの「聖地」。ちょうど生誕80周年でもあり、アトムゆかりのアルバムの録音ならここしかない!ということで使わせていただきました。CDの仕上がりは秋頃の予定。

2008年4月21日 (月)

お茶の水博士 in 宝塚

Photo CD録音の立ち会いのため再び宝塚へ。

 写真は、手塚治虫記念館の前の「お茶の水博士の手形」。真ん中にあるのは鼻形らしい(笑)

 しかし、宝塚に来て最初に撮った写真がこれだものなあ・・・。ちなみに、ロンドンに行って最初に撮った写真は「221B」という住所プレートだったし・・・

2008年4月20日 (日)

推薦盤いろいろジャケットいろいろ

Cds 音楽専門誌でない普通のビジュアル系雑誌にクラシック演奏家についての一文を書き、「推薦盤を」と言われてちょっと困ったのがジャケットだ。なにしろクラシック界は(ジャズ界などと違って)「名盤でジャケットもいい」というのが、なかなか少ない・・・

 本来「推薦盤」なのだから、「内容がいい」というのが一番なのは言うまでもないけれど、雑誌に載るのはジャケット写真だけで、音楽が載るわけではない。となると、ジャケットのビジュアルがそのCDのイメージのすべてということになる。

 うーん、なるほど。むかし某CDプロデューサー氏が「音楽なんかどうでも、顔のいいアーティストならジャケットだけで売れるんだよ」と豪語していたのを思い出してしまった。

 まあ、そこまで「音楽は顔だ」とは思わないけれど、作曲家の顔のアップのジャケットがさすがに少ないのは、怖いからだろうな、やっぱり(@ @)。

 ・・・ちなみに、私も作品集を十数枚ほど出しているけど、ジャケットに写真が載ってるのは1枚もないしね・・・(+ +;)

2008年4月17日 (木)

録音リハーサル@宝塚

Vega417 CD室内楽曲集の録音のリハーサルに大阪(宝塚ベガ・ホール)へ。

 20年前に書いたカルテット(flute,violin,cello & piano)から始まって、ピアノ・トリオ(piano,violin & cello)、デュオ(flute & piano)、ソロ(piano)と、私にしては珍しいオーソドックスな室内楽編成の曲ばかりを集めた1枚になる予定。
 (ただし、曲は全然オーソドックスではありません。ブギウギから指パッチンまで何でもありです。念のため)

 ちなみに、昨日は芦屋周辺で、夕方の寿司屋に始まり鍋屋から深夜のワインバーまでわやわやと連れ回されて飲んだような気がするが・・・記憶がない(+ +;)

 録音本番は来週。

2008年4月14日 (月)

管弦楽入門@音楽館

Conductorx8 音楽館に「子供たちのための管弦楽入門」を加える。

 秘密の音楽館の割には、なかなか充実のラインナップになってきた。
 こういう「物陰で密かにこつこつモノを作る」のって、けっこう性に合ってるみたいだ (^_^)¥

 おっと、「何を今さら」と天からの声がする・・・

2008年4月11日 (金)

FMベスト・オブ・クラシック

Fmbc_2 夜、NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」のN響コンサート生放送に解説でゲスト出演。(司会:山田美也子さん)

 メシアン生誕100周年記念ということで「トゥランガリラ交響曲」1曲のみというプログラム。演奏は準メルクル指揮(pf:P.L.エマール、オンドマルトノ:原田節)NHK交響楽団。

 全10楽章で演奏時間1時間20分というこの曲、むかしは(ものすごく妖しげな)異形の巨作というイメージだったが、もはや懐かしのプログレという感じ。華麗なサウンドも熱いビート感もエロティックなハーモニーもなかなかカッコいい。1948年の作だから微妙に「現代音楽」未満なのが、今聴くと絶妙なバランスだ。

 ただ、ハラダ氏のようなオンドマルトノ奏者がいるからいいようなものの、この曲はこの先どうなるのだろう?デジタル・シンセで代用は可能なのだろうか?(ハラダ氏は「それはムリ!」と言っていたけれど)。これが例えばメロトロンとムーグ・シンセサイザーだったりしたら、こんなふうに再演は出来たんだろうか?…などなど余計な心配が頭の中をぐるんぐるん。

2008年4月10日 (木)

ポスト・ベートーヴェンの交響曲小史

Symphonists_2 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「ポスト・ベートーヴェンの交響曲小史〜長い交響曲はお嫌いですか?」。

 交響曲の歴史というのは、ベートーヴェン以後脈々と繋がっているようで実はそうではない。作曲家たちのさまざまな思惑と対抗意識が入り乱れ、結構乱脈を極めているのだ。

 と言うわけで、今回はそんな乱脈の歴史をやぶにらみ検証。妄言多謝。

2008年4月 8日 (火)

トラウマ氏&ランダム氏 in 小市民劇場

Theaterq_4 おなじみ私設〈音楽館〉に舞台作品用の「小市民劇場」を開設する。

 ここでは、CDでは絶対聴けない幻のモノドラマ・シリーズを順次演目に加えてゆく予定。ただし、映像はなく、音声だけの上演。また、カセットテープの録音から起こしているので、音質が悪いのはご勘弁。

 まずは、衝撃(笑劇?)の第1作「トラウマ氏の一日」(1985)と第2作「ランダム氏の独白」(1987)から。

2008年4月 7日 (月)

取材@モノマガジン

Smloh 情報誌「モノマガジン」(ワールドフォトプレス)の取材を受ける。

 なんでも、来月発売予定の号のクラシック音楽特集「オーケストラで入るクラシック入門」で、今も生きている(世にも珍しい?)オーケストラ作曲家…として紹介したいのだそうだ (^_^;)。

 なるほど最近はクラシック音楽が微妙にブームなんだなぁと、あらためて実感。そのうち若い人が自分で書いた交響曲をブログで公開するような時代が来るのかしらん?(あ、答えは分かっているから言わないで…)

 「でも、お金にならないのに純粋に音楽を書くって凄いことですよね」
 「いや、お金になればなるに越したことないんですけどね。ただ、ならないだけで…」

Monomaga_2 取材を終えて、編集や撮影の方々と仕事場マンションの中庭で男ばかりの記念撮影→。
 それにしても、ここだけ切り取ると、まるでイギリスの庭園みたいに見える・・・。
 え?見えないって?

2008年4月 4日 (金)

DATの絶滅と音源の消滅

Dat 十数年前のコンサートの録音テープ(DAT)を探し出し、聴こうとしたところで、デッキが動かないのに気がついた。

 油断した。10年くらい前までは、コンサートでも放送でもCDでも、音源はDATでの受け渡しが常識だったが、そういえば最近とんと見かけないな、とは思っていたのだ(実際、私もそのDATデッキの電源を入れるのは数年ぶりだったし)。あわてて調べてみると、案の定、2005年あたりを境に民生機はすべて生産終了している。DATは絶滅していたのだった。嗚呼。

 デッキは持っているのだから、DATに録音してある音源は折を見てそのうちデジタル・データ化して…と思っていたのだが、これは結構手間のかかる作業で(プレイバックし、専用Audio Captureでパソコンに取り込み、それをAIFFなどの音声データに変換して保存しなければならない)、一日延ばしにしていたのがまずかった。(>_<)

 どうしても残しておかなければならない数本は業者にでも変換を頼むとして、そのほかの(例えばコンサートや放送出演の記録などの)DATテープの山は今日からただのゴミということになる。

 そのほか初期の作品を録音してある未整理のカセットテープの山もあるし(カセットはまだ大丈夫そうだが、これも油断できない)、高校から大学にかけて現代音楽の新作をエアチェックしまくった膨大なオープンリールの山もある。ある意味では宝の山だが、現実問題としては、もはや燃えないゴミの山でしかないわけだ。

 う〜〜ん。(と、まだ壊れたDATを前に頭を抱えているところ・・・)

2008年4月 1日 (火)

新年度 de 音楽館落成

New_2 新年度を迎えて〈音楽館〉なんとか落成。

 結局、大中小ホールはやめて本館一つに統合し、別にEnglish page「Music Theater」を併設。新装記念に「さえずり鳥ブログ」を加えて、公演タイトルは全9曲になった。

 これからも暇を見て少しずつタイトルを増やしていこうと思っているが、別に自分の作品のプロモーション・ビデオを作りたいわけではない。もちろん「作曲家のホームページなのだから〈音〉がなくては」…と思ってやったことではあるけれど、「ただ、自分の曲で遊んでみたかっただけ」…というのが正直なところか。

 笑われるかもしれないが、結構わたしは自分で自分の曲のことを「好き」なのらしい。いや、エイプリル・フールでなく(^ ^;)。

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