フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« 光風会展@国立新美術館 | トップページ | 取材@仕事術(仮) »

2008年4月28日 (月)

収録@NHK-FM「オーケストラの夕べ」

Okeyou NHK-FM「オーケストラの夕べ」5月分の解説収録。

 曲目は、マーラーの交響曲第6番「悲劇的」。演奏はダニエル・ハーディング指揮、東京フィル(2008年2月14日オペラシティ定期)。
 今回は、楽章の順番がCDや出版スコアでおなじみのものとは異なり、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:スケルツォという逆順によるこだわりの演奏。

 確かに以前から、第1楽章:アレグロの後に第2楽章:スケルツォが続く(今までの)並びは、同じ楽想が続きすぎて変だなあ…と思ってはいたのである。
 ところが、最近の研究では、マーラーによる初演もアンダンテ〜スケルツォという並びで、その後(出版に際して)楽章を入れ替えたという根拠も薄弱とかで、この順序による演奏の方が正統になりつつあるのだとか。この方が純器楽交響曲として遙かにバランスがとれているし、長年の疑念が解けてすっきりしたような気がする。演奏もなかなか素晴らしかった。

 アンコールには別収録のバッハの「トッカータとフーガ」(指揮:金聖響)。

 放送は、5月11日(日)19:20〜21:00。

« 光風会展@国立新美術館 | トップページ | 取材@仕事術(仮) »

仕事&音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 光風会展@国立新美術館 | トップページ | 取材@仕事術(仮) »