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2008年5月27日 (火)

大人のクラシック

Kakurega 原稿をいくつか執筆した雑誌「男の隠れ家」7月号〈大人のクラシック〉特集号届く。

 今年はカラヤン生誕100周年ということもあってか、漫画から始まったクラシック・ブームもいくぶん「大人の」テイストになってきた・・・





 ・・・・のか?

2008年5月24日 (土)

収録@NHK-FM「オーケストラの夕べ」6月分

Okeyou NHKの401スタジオで、FM「オーケストラの夕べ」6月分の解説収録。

 6月1日(日)放送分は、ラフマニノフ:交響曲第2番(指揮:渡邊一正)、ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」1919年版(指揮:D.エッティンガー)。20世紀のほぼ同じ時代を生きながら、保守と革新という全く対照的な方向に進んだロシアの2大巨匠の音楽。

 そして6月8日(日)放送分は、シューベルト:交響曲第7番「未完成」、ブルックナー:交響曲第9番(指揮:若杉弘)。共に未完で終わった美しい交響曲2つ。ブルックナーについてはいろいろ積もる話もあったのだが、演奏時間が番組のサイズぎりぎりだったので、ほとんど話す時間なし。残念。

 収録を終えて外に出ると雨。

2008年5月20日 (火)

雨の後の濡れ落ち葉のフーガ

Leaf 朝まで続いた大雨と風のあと、
 地面に落ちた濡れ落ち葉が
 幾何学模様みたいに並んで
 何かの暗号をささやく。

 これは、どうやら
 フーガの一節か・・・

 とすれば、BACHの4葉を見つければ
 暗号は解けるはず・・・。

2008年5月18日 (日)

アルビレオ・モード@Naxos Library

Naxosugawa 気が付いたら〈アルビレオ・モード〉のCHANDOS盤CDが、もうNaxos Music Libraryに載っている。作曲家本人にも(なぜか)まだ現物は届いていないのに(+ +;)

 ちなみに、同じライブラリーの新譜で見つけたタン・ドゥンの琵琶協奏曲が面白い。ぬけぬけとチャイナ風なのにテイストは現代音楽、というアンバランスの妙味。

2008年5月15日 (木)

左手のコンチェルト&ピアニスト

Book_x2 左手のピアノがらみの本が2冊出たので、新聞(赤旗)の書評を頼まれる。

 舘野泉さんの「左手のコンチェルト」(佼成出版社)は、左手のピアニストとして活躍している現在から、音楽との出会いにまつわる回想までを語りおろした一冊。優しくにこやかな顔で淡々と語る氏の語り口そのままに(実際、聞き書きをまとめたものとのこと)、左手になられたいきさつや新しい作品のこと、フィンランドに初めて行った時のことやデビュー当時のことなどが綴られ、まるで暖炉の前で話を聞いているような、ほんわかした気持ちになる。

 ハンガリーのピアニスト:ゲザ・ズィチに関する「左手のピアニスト」(河出書房新社)の方は、この音楽家に対する作者(シュミット村木眞寿美)の情熱が伝わってくる一冊。ちょっと前なら、このような無名な音楽家(私もこの本で初めてその名を聞いた)の本など出せなかったに違いないが、舘野泉さんと抱き合わせ(?)にすることで可能になった貴重な力作。ヴィトゲンシュタインら左手のピアニストと作品についての記述も詳しいが、全体の80%はズィチの伝記。リストからマーラーの時代にこんな音楽家もいたのか、と思わず感慨にふけってしまう(…と同時に、冒頭でいきなり私の名前が出てきてちょっとギョッとしてしまった(@ @)

 ちなみに、現在、左手のためのピアノ協奏曲「ケフェウス・ノート」の改訂稿を制作中。改訂と言っても、ピアノパートをいじくるわけではなく、オーケストラを通常の2管編成にするという修正稿(初演はバッハ時代の室内管弦楽編成)。9月4日に関西フィルの定期演奏会(ザ・シンフォニー・ホール)にて初披露の予定。

2008年5月14日 (水)

禁断の地に地デジTV端子

Holmstv 仕事場のマンションで地デジ対応工事が始まり、今週と来週とで各部屋の室内TV端子を取り替えることになった。

 それはいいのだが、私の仕事場のTV端子があるコーナーというのは、電気機器がすべて固まった「部屋の中枢部」。メインのコンピュータを始め、インターネットのモデムやルーターから、アンプやチューナーやスピーカー、MIDI機器やデジタル音源、プリンターにスキャナーなどなどが、タコ足配線と各種コードとケーブルの束にまみれ、CDとか本とかソフトとかと一緒に積み重なっていて、引っ越し以来だれも足を踏み入れたことのない「禁断の地」なのである(+ +;)。

 しかし、TV端子の取り替え工事をするためには、その禁断の地に足を踏み入れて、そこにあるすべてを一旦どけなければならないわけで、「工事当日はTV端子の周囲の家具などをどけておいてください」というお知らせが来てから一週間、人類未到の地の発掘&探検の旅が始まった。



 
 ・・・そして、ようやく本日、端子の取り替えが完了。

 復旧&再建の旅が今から始まる・・・

2008年5月10日 (土)

ピアノとピアニストたち

Pianist Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「ピアノとピアニストたち」。

 ピアノは、鍵盤を叩けば(猫でも)音が出せる。その点では「もっとも簡単に音が出せる楽器」の代表格と言っていい。

 しかし、そこから奥に踏み込むと、もっとも複雑で面倒くさい楽器に豹変する。何しろ両手両足を駆使して、膨大な量の音符を弾きこなさなければならないからだ。

 というわけで、そんな(複雑怪奇なマシン)ピアノと(それを乗りこなす)ピアニストたちについてのお話。

2008年5月 8日 (木)

現代オペラ愛聴病

Scorexx 先日↓ツィンマーマンを一晩聴いたせいか、ここしばらく頭が現代音楽化している(+ +;)

 仕事用のMacのiTuneには、「兵士たち」(やっぱりこの呼び方の方が好きだ)のほか、リゲティの「グラン・マカーブル」、ライマンの「リア王」、ペンデレツキの「ルードンの悪魔」が加わり、エンドレスで原稿を書く時のBGMになっている。

 おかげで、たまに「普通に調性のある歌」を聴くと、ちょっと目まいがする。どうやら血液中のアトナール(無調)濃度が高くなっているのらしい(@o@;)。

 これを「アト中」(アトナール中毒)と言う。
 

 ・・・のか?

2008年5月 5日 (月)

ツィンマーマン:歌劇「軍人たち」

Soldaten1 初台の新国立劇場へオペラ「軍人たち」を観にゆく。

 全4幕からなる2時間ほどのこの現代オペラ、シュトックハウゼンと並ぶドイツ現代音楽界の雄アロイス・ツィンマーマン(1918〜1970)が1965年に発表した作品で、ベルクの「ヴォツェック」に次ぐ20世紀オペラの傑作・・・ではあるのだが、ほぼ全編無調の難解な音楽の上、巨大オーケストラや膨大な打楽器群やジャズ・コンボや電子音響が必要な超難曲のため、滅多に上演されない問題作。これが日本で上演されるというのは、掛け値なしの「事件」である。

 とは言っても、昔から「兵士たち」というタイトルで輸入盤LPやCDで紹介はされていて、個人的にも結構お気に入りの(一体どんな風に上演するんだ?と言う興味も含めて)20世紀音楽のひとつ。ちなみに、私の編著「クラシックの自由時間」でも、「マニアになるためのクラシック名曲」として1ページを裂いて取り上げている。
 我が国では10年ほど前にコンサート形式では演奏されているが、オペラ形式では今回が初演。最初で最後にならないよう心から祈る。

Soldaten2 物語は、商人の娘マリーが、軍人や伯爵など色々な男に翻弄され、最後は娼婦に転落してゆく暗い話。・・というあらすじを聞いただけで、オペラに詳しい方なら「ヴォツェック」と「ルル」を足したみたいな話だな?と思い至るはず。

 それもそのはず、原作も同じヤーコプ・レンツだし、バンドが出てきたりバッハ風の賛美歌が聞こえてきたり運命の中心音がReだったりするアイデアも含めて、完全にベルクを意識した作品であることは明々白々。(そもそも、主人公がマリーで、「Soldaten(兵隊さん)」というタイトルであること自体「ヴォツェック」を思い浮かべるなと言う方が無理)
 こういう引用(パクリ)と前衛性の混合が彼ツィンマーマンの音楽の最大の魅力だが、それを嘲笑し指弾されて孤立したのが原因なのか、大阪万博の年(1970年)に52歳の若さで自殺しているのは、残念と言うか、身につまされると言うか・・・。

Soldaten3 今回の舞台は、ザクセン州立歌劇場で制作されたものをレンタル輸入する形で実現したとのことだが、白塗りの顔に真っ赤な軍服という「軍人たち」に対して、白の「一般市民」、黄色の「貴族」という色彩による色分けによる演出は、視覚的にきわめてわかりやすい。
 しかし、一方で、登場する軍人たちが全部「赤」で、役柄の区別がほとんど出来ないのは問題。マリーをたぶらかしている大尉も許嫁の男爵も取り巻きの士官も、ぜんぜん区別がつかず、カーテンコールでようやく別人だと分かったほど(・・・私の目が悪いからか?)。

 音楽は60年代現代音楽サウンドの見本市といった感じで、個人的には懐かしい響きのオンパレード。歌手たちの歌は、高音の限界に挑戦するかのような「叫び」の連続で、オーケストラは退屈する間も与えないほど次から次へと前衛サウンド(その中にはジャズや賛美歌も混じり込む)を繰り出し、聴き手の耳に突き刺さる。

 しかし、見事にこなれた主役歌手陣を始め、若杉弘指揮東京フィルの演奏は実に素晴らしかった。また、ダンスやパントマイムで登場した劇団?の面々の熱演にも拍手。最初こそ現代音楽的な響きのカオスにとまどっていた聴き手も、最後の第4幕で会場のスピーカーから軍靴の音が耳をつんざくような大音量で聞こえ、「次の犠牲者」がひとり取り残されて運命のReの音ですべてが消えてゆくのを聴いた時、総毛立つような「感動」を感じたものと確信する。

 上演は、7日(水)19:00と10日(土)14:00のあと2回。1階席23,100円とお高いが、だまされたと思ってぜひ。(ただし、観て「だまされた!」と思っても当方は一切関知いたしません(~ ~;)

2008年5月 3日 (土)

前衛コンサートに3億円!?

Avan001_2

 朝、起きて、寝ぼけ眼で新聞を見たら、
 一面トップに「前衛コンサートに3億円」の文字が!

 何ッ??

 ???

 ??

 ?

 と、目をこらしてよく見たら・・・




Avan002

 な〜んだ(+ +;)

2008年5月 1日 (木)

お知らせ

Sugawa 須川展也「サクソフォン協奏曲集」(Chandos CHAN10466)。

 拙作ソプラノ・サクソフォン協奏曲「アルビレオ・モード」(世界初録音)ほか、本多俊之、イベール、グレグソンのサクソフォン協奏曲を収録。演奏は、sax:須川展也、指揮:佐渡裕、BBCフィル。

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Monomaga_2 モノマガジン(5月16日号)クラシック特集に紹介記事「いま交響曲を”創る”ということ」掲載→。

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 先日「代々幡村音楽館」の小市民劇場に「ナムウ氏の黙示録」アップ。全1幕6場で演奏時間1時間というモノドラマシリーズ最大の作品。

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