バロック音楽についての雑感
Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「バロック音楽についての雑感」。
バロック音楽を聴くと心が癒されるのはどうしてでしょう?という話から始まった「雑感」だが、個人的にバロック音楽というのは意外と「とがって」「ぎざぎざ」のイメージがある。あまり「穏やか」で「癒し」っぽくない「挑発的な音楽」の気がするのだ。
そう言えば「バロック」というのは、「ロック」と(言葉の)響きが似ている。チェンバロで「ハード・バロック」とか、トリオ・ソナタで「プログレッシヴ・バロック」などというのがあったら、これはちょっと面白いんじゃなかろうか。あるいは「バロックン・ロール」とかね(~ ~;)
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芥川也寸志さんが或る評論でロックのことを「ロックン」と呼んでいたのを思い出しました。ロックンロールの略だからロックンだろうと誤解なさったようです。「ロックンのようなポピュラー音楽は一時の友にはなるが、ただそれだけ。人の終生の友になるのはクラシック音楽だ」といった趣旨の文章で、いま読むとどうにも隔世の感を禁じ得ません。
投稿: くろべえ | 2008年6月11日 (水) 06:59
はじめまして。ブログ楽しく拝見させていただいています。CDも交響曲や最新作サキソフォーン協奏曲も購入させていただいておるものです。私がつねづね思っていることで、吉松様はすでに言及されておられるかもしれませんが、上とは逆にロックバンドのためのソナタ形式等の弦楽四重奏にあたるようなものってないんでしょうか。当然JAZZやROCKの一部ではそうゆうものもあるのでしょうが、クラシックの作曲家の方が作ったエレキギター、ベース、ドラムスのための組曲みたいなものがるといいのになどどおもっております。(昔三○成○氏の○ジエーション・○サみたいなものもありますが)。そんなものをお書きになる予定などありますでしょうか。くだらない話でもうしわけありません。今後もご活躍を祈念しております。
投稿: giovanni | 2008年6月14日 (土) 10:44
はじめまして、拓さんです。
バロックン・ロール、良い響きです。
スウェーデン出身のギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンさんが同名の曲を弾いています。
へヴィメタミュージシャンですが、一度聴いてみては如何でしょうか?
アタックと言うアルバムに収録されています。
公式サイトです。
ttp://www.yngwie.org/
投稿: 拓さん | 2008年6月25日 (水) 09:30