プレイアデス舞曲集@パスカル・ロジェ
パスカル・ロジェ(Pascal Rogé)さんによるプレイアデス舞曲集のCD録音立ち会いに秋川のきららホールへ出向く。
今回は、サティ(ジムノペディやグノシェンヌ)と私のプレイアデス舞曲集からの抜粋(18曲ほど)の組み合わせによるソロ・アルバム。(日仏の二大偏屈作曲家そろい踏み!)
ロジェさんのピアノは、むかしデュトワとのラヴェルのピアノ協奏曲(特にト長調のアダージョ楽章の美しさといったら!)のCDに魅せられてから、サティやラヴェルのアルバム(Decca盤)はもれなく聴いている。
彼のサティ演奏の美しさは定評があるが、我がプレイアデスと並べられるとは・・・光栄でもあり、恐ろしくもあり、なんとも複雑な気分ではある・・・
ロジェさんはと言うと、録音終了後、私の持っているiPhoneをめざとく見つけ、「オー、iPhone!ワタシモ持ッテマス」とにこにこ。
私が「iPhoneピアノ」を見せびらかすと、ロジェさんはなにやら「ひらがなアプリ」を自慢するといった具合で、しばしiPhone談義に花が咲く。
世にも美しい演奏によるこのCDは、EXTON(オクタヴィア・レコード)より今年末か来年発売予定。乞うご期待。
(下の写真は、ロジェ氏を挟んで、プロデューサー:松田さんと録音ディレクター:小野さん)