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2008年10月 2日 (木)

オーケストラ&現代音楽で遊ぶ

Orchestrap とあるオーケストラから現代音楽コンサートの企画の相談を受ける。

 そもそもは、20世紀の現代音楽作品(特に日本)の名作を厳選してシリーズ演奏する…という話だったのだが、現代のオーケストラ作品を集めてきて演奏し、そこに時々委嘱新作を交える…というだけでは普通すぎて、どうも未来を感じない。

 それに、オーケストラが自分でお金を出して自分たちの未来を買おうというのなら、もっとも重要なのは(作曲家が書いた独善的な新作ではなく)オーケストラ自身が聴衆と共有できる「新しいレパートリー」のはず。

 そこで、〈どこでもドア〉ならぬ「何でもオーケストラ」をモットー?に、クラシック名曲からジャズやロック果ては街に流れるメロディの断片まで、何でもかんでもアイデア勝負のオーケストラ版にしてしまい、そこから新しいレパートリーを模索して行こう…という暴走プロジェクトを提案。

 夢は、「面白ければ何をオーケストラ化してもいいで賞」…という新作公募(持ち込み可)のシリーズ化。…なのだが、果たしてそんな無謀な企画が実現するや否や? 

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