4つのヴィネット初演@大阪
大阪に出向いて、河村泰子ピアノ・リサイタル(吉松隆作品シリーズvol.2)での「4つのヴィネット」初演(ムラマツ・リサイタルホール@新大阪)に立ち会う。
今回は、河村さんによる私の作品のみによるリサイタル・シリーズの第2回。ピアニストのリサイタルなのに、ギター・ソロ(増井一友氏による「水色スカラー」)や、ピアノ・トリオ(vn:友永健二氏、vc:黒田育世さんによる「アトム・ハーツ・クラブ・トリオ第2番」)もあるという異種格闘技?コンサート。
演奏曲目
・3つのワルツ
・プレイアデス舞曲集Ⅳ、Ⅴ
・水色スカラー(Guitar solo)
・タピオラ幻景
・4つのヴィネット(初演)
・アトムハーツクラブトリオ第2番(Piano Trio)
(+アンコール:モーツァルティーノ、ピアノ・フォリオ)
2年前の第1回(2006)の時は「何で関西のピアニストが私の作品ばかりでコンサートを?」と首をかしげた気がするが、その後、思いもかけず室内楽作品集CD(アトム・ハーツ・クラブ)が生まれ、この10月には宝塚で子供たちのためのコンサートを開催、その赤字も癒えぬまま(?)第2回のリサイタル。東京ではあり得ない(関西ならではの)怒濤の展開のような気が…。
私はと言うと、まだ風邪の続きで咳が止まらないというボロボロのコンディションながら、トークとサイン会は(咳止めを服用して)なんとか参加。
終演後、お客さんに花一輪プレゼントというちょっと洒落た演出もあり、なかなか素敵な雰囲気のコンサートでした。
最後に出演者全員そろって記念写真。左から黒田育世さん(チェロ)、友永健二さん(ヴァイオリン)、河村さん(ピアノ)、私、増井一友さん(ギター)。
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