東京響詩曲・本番〜NHK-FM40周年
NHK-BS「おーいニッポン」東京編のフィナーレ〈Rhapsody in Tokyo〜東京響詩曲〉無事初演。
東京に因んだ15曲をメドレーにした(というよりオーケストラ、コーラス、ポップス、歌謡曲、ジャズ、ロック、邦楽、雅楽、アニメソング…という日本の1000年分の音楽を合体シャッフルさせた)全3部20分の巨作となる。
第1部〈TOKIO〉は、「東京オリンピックのファンファーレ」で始まり、YMOの「テクノポリス」、「男はつらいよ」、「TOKIO」、「鉄腕アトム」と来て、ブラスと篳篥&ドラムスのセッションが加わる「東京ブギウギ」で締め。
第2部〈江戸〉は、琴と三味線による「お江戸日本橋」に始まり、「新内流し」〜「新内:明烏」、日本舞踊が加わって「元禄花見踊り」、「木遣り(伊勢掛木遣)」、東儀秀樹氏の篳篥で「夢を乗せた翼(オリジナル初演)」。
そのまま第3部〈東京〉に繋がって、まず「春よ来い」、そして児童合唱で「春の小川」を挟み、最後は全員のコーラスによる「夜空ノムコウ」でフィナーレ。
出演は、オーケストラ:円光寺雅彦指揮世田谷フィル、合唱:丸の内合唱団、世田谷区民合唱団、ゴールドベッヒャーメンネルコール、児童合唱:ハッピーハーモニージュニア。ドラムス:真矢、ピアノ:松本峰明、ベース:杉本和弥、キイボード:吉松隆。
篳篥&笙:東儀秀樹、邦楽と踊り:和楽YOU、新内:鶴賀若狭掾、木場木遣り保存会木響会。ブラス:尚美ブラスチーム、ダンス:昭和女子大モダンダンス部。(司会:小郷知子アナウンサー)・・・のみなさん。
編成や出演者や版権などの問題で二度と絶対再現できない(そしてCDにもDVDにも出来ない)文字通り一期一会の贅沢企画。
…ただし、それではさすがにもったいないので、3月14日(土)13:30〜16:00に総集編(同じくBS-2)で再放映される予定。
*
…という三軒茶屋の昭和女子大人見記念講堂での収録が18時に終わってから、今度は渋谷のNHKに駆け付け、19時20分からのFM開局40周年記念番組のひとつ「クラシック・スペシャル」に生出演。
諸石幸生さんの司会で、ギタリストの鈴木大介さんと一緒に、FMが放送され始めた40年前(1969年)のこと、FMを聞き始めた頃のこと、70年大阪万博での現代音楽体験、音楽家として活動を始めた頃のこと、などなどを(生演奏やCDを交えながら)雑談トーク。
番組が始まる前から鈴木大介さんと色々おしゃべりしていて、そのまま打ち合わせもせずに生放送の本番入りしたので、どの話が放送されたのやら記憶なし・・・(+ +;)
というわけで、本来ヒマな作曲家業にあるまじき何年に一度かの「大忙し」の日・終了。
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Goldbaecher Maennerchor 事務局長です
28日、1日と長時間お付き合いいただきありがとうございます。
先生の述べられているように二度と演奏できない素晴らしい
ステージにご一緒させていただきありがとうございます。
終演後はNHK-FMの本番に出演でしたが、合唱団の一部
(といっても、90名近く)で人見記念講堂の地下にあるレスト
ランで盛大な打ち上げを開催しました。小郷アナも見えられ、
会はヒートアップし、写真の嵐で少々申し訳なく感じています
(これも商売か?)
個人的には和洋の踊りが振りを凝らしている点が好きです。
TVでは一部しか見ることができませんでしたが、会場に見え
られたかたはあの素晴らしい振りが堪能できたと思います。
追伸
児童合唱で出演したハッピーハーモニージュニアは東京都
合唱連盟主催のボーカルアンサンブルジュニア部門で金賞
を受賞しました。よかった。
投稿: セカンドの花 | 2009年3月 2日 (月) 17:43
東京響詩曲すごかった(o^-^o)
「春よ来い」の前奏で吉松先生お得意?の鳥の声が聞こえました!
やはり凝ってますね。
東京らしい「歯切れ良さ」を感じました。
東京は私のふるさと・・感無量です。たった一度だけ、っていうのがまたいいですね。
投稿: 元 江戸っ子 | 2009年3月 4日 (水) 15:14