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  • らららクラシック@バルトーク〈管弦楽のための協奏曲〉
    ・NHK-ETV 6月16日(金)21:30〜22:00放送。司会:高橋克典、牛田茉友。ゲスト:関口知宏/吉松隆。
  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。
  • ブラボー!オーケストラ
    ・NHK-FM 毎週日曜日19:20~20:20放送。毎月第1-2日曜日(+α)東京枠解説担当。
    ・05月07日/14日/21日

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2009年4月29日 (水)

埋めた骨の行方

Eyetv250 むかし録画したTV番組のビデオ(自分が出演したもの)を、半日かけてMac用のテレビ・キャプチャ(Eye TV 250 plus)でパソコンに取り込んでみた。

 私の部屋の押し入れの中には「録っておいて後で見よう(聴こう)」と貯め込んだテープが、それこそ高校生の頃からだから40年分!ごっそりあるが、オープンリールテープに録音した膨大な現代音楽コレクションも、Betaで録画したTV番組やB級映画コレクションも、カセットテープ(初演や放送記録多数!)やDAT(FM番組の出演記録数年分!)も、再生機器がなくなった今となっては只の燃えないゴミと化しつつある。

 そうならないうちに大事なものはデジタル・データに変換して保存…と思って「ビデオ数本」を試してみたのだが・・・そもそもパソコンに保存されたデータというのが数十年後にも読める保証はないし、考えてみれば、保存したからと言って、後でわざわざ取り出してまで見る(聴く)可能性もなさそうだし・・・

 というわけで一日(ほぼ)無駄骨。莫迦なイヌが(どうせ忘れてしまうのに)「いつか食べよう」と思ってせっせと骨を埋めるのと同じか・・・ 

2009年4月28日 (火)

江戸 de チェック

Edo スコアを仕上げて一応は「連休」中…なのだが、こういう仕事は、原稿を送ってから数日すると「校正」の問い合わせがFAXやメールでドサドサ来るので、書き上げたからと言って油断できない。

 今回もマネージャーに「連休中もちゃんと連絡が付く所にいてくださいねッ」と釘を刺され、江戸の街のしばしの散策から戻ると、案の定、メールでチェック項目がこんな風に・・・

1)4P オーボエ 9小節目 
2)5P トランペット 15小節目 
3)6P クラ、ファゴット 21小節目〜
4)9P クラ 34小節目
5)9P トランペット 37小節目
6)11P シロホン 
7)14P オーボエ 19小節目
8)15P ファゴット 27小節目後半 
9)17P ピッコロとフルート 37〜49小節
10)18P ホルン 44小節目 
11)19P フルート 52〜58小節目
12)28P フルートとPer 107小節目〜 
13)29P ピッコロ 110小節目〜 
14)33P チューバ 19〜20小節目
15)36P ホルン 37節目
16)43P トロンボーンとチューバ 83〜84小節
17)44P ファゴット 88小節目・・・
・・・以下、延々と続く。

 

2009年4月25日 (土)

手塚治虫展

Tezukat 江戸東京博物館で開催中の「手塚治虫展」を見に行く。オープニングセレモニーは(〆切の修羅場で)行かれなかったので、招待状で一般観覧。

 手塚マンガで育ち、アトムの(最初の)TVアニメをリアルタイムで見ていた世代の私としては、「マンガ」の作家がまるでダヴィンチやピカソ並みの「アーティスト」として博物館に展示される時代になったか!と感慨しきり。
 会場には若い人が大勢詰めかけ大盛況で、みんな結構長い時間をかけて熱心に直筆原稿を見つめていたのが印象的。

 個人的には1960年代の作品(アトム中期から、どろろ、火の鳥「鳳凰編」まで)のモーツァルト的な軽やかさと自在さに満ちた世界がベスト。70年代以降(特に劇画を意識し始めてから)は、物語の質は高いものの絵柄に関しては時代に翻弄されている感がしてちょっとつらい気が。
 それに、手塚先生。細かい手元で書くサイズの原稿は天才的筆致なのに、大きな表紙サイズで描いたものはデッサンがちょっと・・・変。
 
 膨大な仕事量には圧倒されるけれど、この半分でも(いや、四分の一でも)「天才」の名は揺るぎません。もっとじっくりゆったり(デッサンも勉強しながら(^ ^;)長生きして書き続けて欲しかったですよ、手塚先生。


 ・・・え?おまえにデッサンのことは言われたくないって?
 す、すみません。
 

2009年4月24日 (金)

校前歪説剤

Nomiya3 夜、気持ちよくお酒を飲んでいて、朝、気が付いたら警察の留置場にいる。

 その間なんの記憶もないのに、日本中で大騒ぎになっていて、「おまえのしたことは人間として最低のことだ」と罵られ、どうやら社会的に抹殺される瀬戸際に立っているらしいことに気付く。

 こんな怖しい不条理劇はちょっとない。そのまま「世にも奇妙な物語」で使えそうだ。

2009年4月23日 (木)

FM シンフォニーコンサート収録

Fmsymq NHK 501スタジオで「FMシンフォニーコンサート」5月分2本の収録。

 5月3日(日)放送分は、ベートーヴェン「エグモント」序曲、ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」。指揮:ロナルド・ゾルマンほか。
 5月10日(日)放送分は、ヴェルディ「レクイエム」。指揮:ミョンフン。演奏はいずれも東京フィル。

 今回はブルックナー&ヴェルディ共に1時間を超す大作。
 両曲とも50歳を過ぎてから書かれた作品にも関わらず、みっちりこってりした膨大な量の音符がうごめく「元気なおじさん」の圧倒的世界。スコアを見ながら聴いていると、とにかく「よくもまあこんなに沢山音符を書いたもンだ!」「くたびれただろうなあ!」と(失礼ながら)感心しきり。
 草食系日本人の私からすると、これはもう何か根本的に違う肉食系の世界。凄いもンだと呆れつつ・・・いいなあと憧れつつ・・・じっくり聴き入る。

2009年4月22日 (水)

光風会展@国立新美術館

Sepiaa 六本木の国立新美術館へ、母が毎年作品を出品している「光風会展」を見に行く。

 親子そろって、一般の人にはいわく説明しがたいものを作るのが趣味(^ ^)。期間は4月27日(月)まで。

2009年4月21日 (火)

アレンジからリミックスへ

Remix2010_2 ひと仕事終わって、次の仕事はこれ

 アレンジ(編曲)ではなく、リミックス(remix)というコンセプトの企画コンサート。
 日程は来年の3月…とまだ少し先なのだが、Remixとは言えフルオーケストラのスコアを丸々2曲(計40〜50分ほど)書かねばならないので、ちと体力的に心配も・・・。

        *

Marimba 夜は、(これも次の新しい仕事がらみで)マリンバの三村奈々恵さんのリサイタルへ。

 なんと特別ゲストは鈴木亜久里(元F1レーサー)氏。
 また一体どういういきさつで?…とお思いの方は、彼女の不思議ワールド、もとい公式Blogで。

2009年4月20日 (月)

鳥のシンフォニア

Sinfo スコア仕上がる。

 最終タイトルは、「鳥のシンフォニア”若き鳥たちに”」 op.107。


 仙台ジュニア・オーケストラ20周年記念委嘱作品で、楽器初心者も含む若い人ばかり(小5から高2まで)のオーケストラということで、ごく普通の2管編成で変拍子なし不協和音なしの直球勝負による全5楽章20分ほどの小交響曲。

 ちなみに、当初の目標は、シューマンやメンデルスゾーンばりのミニ交響曲…だったのだが、あちこちに特殊奏法や即興や鳥の鳴き声やジャズ風アドリブなどが登場し、結局、暴投ぎみの「変化球」に・・・(+ +)。

 初披露は秋頃の予定。

2009年4月19日 (日)

うつうつうつ作曲日記

Finish_4 ようやく完成稿にたどり着く。


 でも、油断は禁物。

 この後、修正稿・・・・・・・改訂稿・・・・・・・最終稿・・・・・・・最終修正稿・・・・・・・と、書き直しの泥沼にはまってゆく可能性も・・・・・



 おまけ:あらためて「音楽の力」の凄さを思い知った衝撃の映像→ Susan Boyle /日本語版

2009年4月17日 (金)

うつうつ作曲日記

Stress スコア仕上げの最終段階。短めとはいえ全5楽章のシンフォニア(Symphonyではないけれど、交響曲第5.2番…くらいか)なので、ただ今、夜ごと音符の怪獣に襲われているような気分。

 曲自体は、若い人たち向けの明るく前向きな曲。…なのだが、春の陽気の中、外にも出ず暗い仕事場で鬱々と書いているので、そのギャップが・・・(+ +;)。


 それにしても、こういう「モノを作る」仕事というのは、当人は死ぬほど忙しくても、その期間は世間から見れば「存在していない」状態になる。なにしろ、外にも出ず、誰とも会わないのだから。(このブログだって、読まれている保証はないのだし)

 ということは、作品が(結果的に)世に出なければ、生きていたことを証明できない=死んでいたのと同じことになるわけで・・・

 たまにメールで、ふと「生きてますか?」と訊かれると、何と返事すればいいのか、しばし考え込んでしまう。

 「存在とは何か?」

 ・・・ほら、どんどん話が暗くなる(^ ^)

2009年4月15日 (水)

Kの消滅

Scorem ここ数日、作成したスコアをプリントアウトし→、赤でチェックを入れ→、修正稿を作成して→、ふたたびプリントアウトして赤でチェックを入れ・・・という繰り返し。

 おかげで、せっかくパソコンで作成しているのに、ちっとも省資源(紙の節約)にならない(+ +;)

        *

 いや、それより何より気になるのが、先週からネットで話題の、関西のタレントK氏の降板事件。
 あんまりテレビを見ない私でも顔を知っているくらいだから、結構売れっ子のタレントだったのだろうに、突然レギュラー番組がすべて打ち切りになり、テレビ・ラジオ界から追放(無期限謹慎&芸能活動休止)、ブログも閉鎖(削除)、イベントも中止…と、ほぼ「芸能界から抹殺」状態。

 ラジオ番組で何か不適切な発言をして誰かの逆鱗に触れた…というのが原因らしいのだが、ネットでいくら調べてもその「内容」は不明(おかげで憶測だけが飛び放題)。いつもなら大騒ぎするはずのマスコミも、この件についてはみんな口をつぐんでいる…というのがなんとも不可思議で、気になって仕方がない。

 私も、放送でしゃべる仕事をしているので、世の中に「言ってはいけないこと」があるのは重々承知している。でも、収録の場合はその発言部分を編集カットし、生の場合は「不適切な発言がありました」とお詫びして「なかったことにする」のが普通で、しゃべった当人ごと抹殺してしまうという荒技にまで出るのは(逆に騒ぎが大きくなるだけだし)ちょっと珍しい。

 かく言う私も、あちこちの逆鱗に触れて「現代音楽界から抹殺」されている…わけなのだが、業界が小さすぎるうえ本人がぜんぜんそれに気付いてもいないのでお話にならないけれど・・・

2009年4月12日 (日)

シンフォニア恐怖症(Symphobia)

Sinfoniajq オーケストラのスコア書きというのは・・・歳を取ると・・・正直しんどい。

 数ヶ月座りっぱなしで書くことになるので足腰に来るし、小さな音符とモニタを見続けているので目に来る。書いたり消したりでストレスがたまると胃に来るし、頭の中で音楽が鳴りっぱなしなので当然ながら頭にも来る・・・(さらに、頼まれもしないのに書く場合はふところにも来る)

 今、精神鑑定を受けたら、絶対何か引っかかる…と思う。

2009年4月10日 (金)

音楽のルーツを辿る旅

Top_2 Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は、「音楽のルーツを辿る旅...ロシア民謡をめぐって」。

 泣く子も黙る二大超大国として「アメリカ合衆国」と「ソヴィエト連邦」が世界を引っかき回していた時代も、今は昔。

 でも、最近、若い人がドストエフスキー(カラマーゾフの兄弟)を読んだり、「蟹工船」などのプロレタリア文学に興味を示したり、「ロシア〜ソヴィエト」文化復権(?)の兆しも少し。

 個人的には、ソヴィエト時代に膨大に作られ消えていった(社会主義リアリズムの)交響曲や協奏曲やオペラが、復権して聴かれるようにならないだろうか?とちょっと期待している…のだがどうだろうか?。

2009年4月 9日 (木)

残る桜も 散る桜

090408a 仕事場の窓から見える一本桜を横目で見ながら、Sinfonia Jr.のスコア最後の追い込み。

 満開はとうに過ぎているから、書き上げる頃には、すっかり散っていることだろう。


 ・・・それは、逆に言えば、この桜の「最後のひとひら」が散る頃には、曲がすっかり仕上がっていなければならない…ということなのだが。・・・さて。

2009年4月 7日 (火)

最強伝説

Fukyo 音楽家P氏(仮名)いわく「クラシック音楽は不況に強い!」のだそうだ。

 でも、景気が悪いとお客が少なくなるのでは?
「少ないのは最初ッからだから大丈夫」。

 CDが売れなくなると生活に響くでしょ?
「もともと生活が潤うほど売れてないもの」。

 企業からの寄付が減るとコンサートだって難しいんじゃ?
「そんなものバブルの頃だってもらったことないし」。

 音楽大学の給料が下がるとか?
「これ以上下がりようがないもの」。

 仕事が少なくなったり急に首切られたりは?
「仕事は初めから少ないし、今までだって〈今度のコンサートはなくなりました〉とか〈番組は来月で終わります〉とか直前になって言われてきたから、もう慣れっこ」。


 ・・・うーん。

2009年4月 5日 (日)

昔の名前で新番組

Fmsymq 自分が解説をしているNHK-FMの「FMシンフォニーコンサート」の放送を、4月改編の第1回ということで聴いてみる。

 この番組、2年前までは日曜日の午後(14:00〜15:00)に1時間番組としてやっていて、これは20年以上の長寿番組(歴代の解説者は山本直純氏や、大町陽一郎氏など。私は2003年4月から担当)。

 それが一昨年に「サンデークラシックワイド」(14時から18時までの4時間番組)の一部として2時間枠に拡大。1時間枠では出来なかった大曲(マーラーの交響曲とかトゥランガリラとか)が放送できるようになった。

 そして、去年(2008年)からは、同じ日曜日の夜の時間枠(19:20〜21:00)に移行。オーケストラ・コンサート一夜分を丸々放送できる1時間40分番組になり、番組名も新しく「オーケストラの夕べ」へ。

 ところが、「やっぱり昔の名前の方が…」という意見が多かったのかどうか、ふたたび昔の「FMシンフォニーコンサート」のタイトルとテーマ音楽が復活・・・というような次第。

 というわけで、新番組なのに旧番組。私はと言うと、相変わらずボソボソとしゃべっていて、確かにちっとも新番組っぽくありませんでした。

2009年4月 4日 (土)

そんなこと

Scores 人間というのは、「そんなことをしているヒマはない」…というような時に限って、その「そんなこと」をしたくなるものらしい。

 今月中旬〆切のスコアがそろそろ最後の追い込みなのに、なぜか突然ホームページの作品リストのデータ(初演日時とか演奏者とか演奏場所とか)を、日記や昔の資料をひっくり返して確認し始め・・・ご想像通り泥沼にはまってしまった。

 自分が書いた作品については、Macを初めて買った1987年以降、作品番号、演奏時間、編成などのデータをFile Makerで残すようにして来たが、スケジュール(何月何日:〆切、何月何日:完成、何月何日:初演…というような)までパソコンに入力し始めたのは1997年1月から。
 それ以前は当然すべて手書き&印刷の時代なので、その時代のことを調べるには日記やチラシや音楽雑誌や年鑑などを(もちろん「検索」なんてかけられないから)1ページ1ページめくって探すしかない。(まあ、昔はすべてそうだったのだけれど)。
 それに、そうやって苦労して探しまくっても、そこにすべてが記録されている保証は…ない。

 頼みの綱はネットだが、コンピュータやネットが普及する80年代以前のデータを探すのは、きわめて難しい。特に「現代音楽作品の初演データ」なんて(HPが存在するごく少数の作曲家か、ちゃんと初演されたオーケストラ作品以外は)、どこを探しても…あるはずもない。

 昔は「音楽芸術」(音楽之友社。〜1998年)という雑誌が結構詳細に記録を残していたのだが…あれ以降こういうことに労力を投入する団体があるとも思えないから、これはもう誰かマニア的かつ酔狂な人が国会図書館にでも通いながら一人こつこつとデータを入力して…というのを待つしかないのだろう。(そこのキミ、是非!)

 でも、そんなことをするのは、日本中のすべてのネコの名前と住所を調べて戸籍を作ってこつこつ入力する…というくらいXXXXしいことだろうなあ。どう考えても。

2009年4月 3日 (金)

人類野菜化計画

Vegimanw_2 ・・・ノーコメント。

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