ちょっと不思議な話
先週、休みで森の中のホテルに行った時、本屋でごっそり買い込んで持って行った本の中に「ツレがうつになりまして」(細川貂々:著)という一冊がありました。(こういうお籠もりの際は、推理小説からマンガまでそれこそ多種多様な本を大量に買い込んで行くのです)
まじめな性格ゆえに鬱病になってしまった夫(ツレ)との闘病生活を描いたコミック・エッセイ。吾妻ひでお師の「うつうつモノ」にも通じるテーマ…と思い、本屋で手に取ってぱらぱらとめくった時いきなり目に入ったのがこのコマ。(夫が「CD借りてきた」と言うと、「シベリウス?それともブルックナー?」と訊く妻!。なんという素晴らしい会話・・・)
このコマで何か共振した気がして、お籠もり本の中に加え、・・・読みました。そして、本の帯を見ると、NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして」(全3回)としてドラマ化されるとのことで、29日(金)10時からの第1回を、・・・見ました。
するとドラマの冒頭いきなり、ピアノで私の「5月の夢の歌」が流れ出し・・・
なるほど。世の中にはこういう不思議なこともあるのですね♪
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拝啓
私は、うつを患って6年目に入りました。
今よりも状態が悪く、休職していたころ、
吉松先生の「交響曲第5番」に、ずいぶんと励まされました。
シベリウスは、第6番がいちばんすきですが、
録音されたCDがあまりないようで、残念です。
敬具
投稿: dametabo | 2009年5月30日 (土) 13:03
先生の作品をドラマ等に使う場合は予め先生に連絡して許可を取るのかと思っていましたが、違うんでしょうか。
投稿: くろべえ | 2009年5月30日 (土) 16:55
今たまたまテレビでやってて、「あれっ?この曲って…」と思って調べちゃいました。
やっぱり、吉松さんの作品だったんですね。
しかし、許可なしですか…
投稿: さいとう | 2009年5月31日 (日) 17:06
原作者の夫(ツレさん)が先生の曲を大好きで、ぜひ使ってほしいと
お願いしたら採用されたそうですよ。
ツレさんとても喜ばれたそうで。原作者さんのblogに書いてありました。
投稿: あお | 2009年5月31日 (日) 18:48
ツレさんは、吉松先生を信奉される作曲家でもあられました。
以前(うつ時代)、自主製作のCDも出されていました。
童謡系の歌曲ばかりでしたけど、将来は管弦楽もと言う希望を持っていられたと思います。
CDのジャケットは貂々さんの絵でした。
先生の作品では、共通して交響曲第2番を押していたと思います。
改訂版の新しい楽章の追加されたCDが出ないかと話題にしました。
投稿: おが | 2009年6月 2日 (火) 08:05