その後のちょっと不思議な話
先日、ドラマ「ツレがうつになりまして」についてこのBlogで書いたところ、当のツレさんからご丁寧なメールを頂きました。
ご夫婦で以前から私の曲のファンだったとのこと。「5月の夢の歌」と「ベルベットワルツ」をドラマの中で使ったのも、お二人からのリクエストだったそうで、ドラマの中のツレさんが片付けるCDの中に、この2曲の音源「プレイアデス舞曲集2」の水色のジャケットが映っているという貴重な裏話も!
ちなみに、あのように「選曲」の形で曲の一部が使われる場合(私も昔、NHKで選曲のアルバイトをやったことがあるのですが)、作曲家へは許可も承諾も通知も何も要りません。著作権協会と放送局との間で自動的に処理されますので。
そんなわけなので、テレビやFMで「どこかで聴いたことがあるゾ」という曲が流れてきて思わずニッコリしたり、逆に「何でこんな処で私の曲を使うんだッ!」と憤慨したり…ということがたまにあるわけで・・・(例えて言えば、お父さんの知らない処で秘密のアルバイトをしている娘に、街でいきなりバッタリ会うようなもの?……ちょっと違うか。)
でもまあ、それも作曲家の楽しみのひとつなのです。
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拝啓
細川貂々さんの作品を、わたしも読んでおりまして、
うつ病になやむ本人とそれを見守る家族の悩みを、
自分のことのように感じておりました。
それにしても、今回、吉松先生とうつ病とツレさんが
こんなかたちでつながってゆくとは、不思議な感じです。
「ツレうつ」テレビ化のなせる業だったのでしょうか。
敬具
投稿: dametabo | 2009年6月 4日 (木) 00:13