FMシンフォニーコンサート収録&電子音楽ことはじめ
NHK605スタジオで「FMシンフォニーコンサート」7月分2本の収録。
7月5日(日)放送分は、ビゼー「アルルの女」組曲第2番、ラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」(p:外山啓介)、R=コルサコフ「シェエラザード」。指揮:松尾葉子。
7月12日(日)放送分は、スメタナ「モルダウ」、ドヴォルザーク「スラブ舞曲集」より、リスト「ハンガリー狂詩曲第2番」、ドヴォルザーク「交響曲第9番:新世界から」。指揮:小林研一郎。
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拙文を寄稿した CDジャーナル7月号「特集:電子音楽の世界」を読む。私が書いたのは、電子音楽の誕生から黎明期までを俯瞰する第1章「電子音楽ことはじめ」。
そのむかしは「電子音楽」というと、ピュイーとかガリガリとかいう実験(前衛)音楽と相場が決まっていたが、シンセサイザーやテクノポップが登場し、MIDIもパソコンもノイズもハウスも当たり前に浮遊している現代では、逆に60年代の実験サウンドは「なつかしのレトロ」なのらしい。
ハーモニカやオルゴールではなく、ピコピコいう電子音が「少年時代のノスタルジー」になる時代が・・・(そんなものが果たして来るのだろうか?と懐疑的だったが)・・・ついに来てしまったようだ。
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