ねじ式ゲンセンカン
ひさしぶりに、つげ義春の「ねじ式」「紅い花」「もっきり屋の少女」「ゲンセンカン主人」…と読みふけっていたら、夜、ものすごく怖い夢を見てしまった。
実家の本棚に、なぜか「ねじ式」が初掲載された「ガロ」の昭和43年(1968年)6月増刊号(おそらく復刻版)というのがあって、それをパラパラとめくった処からはまってしまったわけなのだが、この本、どこで手に入れたか記憶がない。
余談ながら(と言うより、マニア以外は何を言っているんだかサッパリ分からないと思うのだが)「ねじ式」の「メメクラゲ」が「××クラゲ」の誤植から生まれたというのは聞いたことがある。しかし、目医者を捜すシーンで「眼科」が「眠科」になっているのは、今回初めて気付いた。(上のカット絵の屋根の看板参照。ちなみに、最近の版では「眼科」に直されている。夢の話なのだから「眠科」でいいのに!)
死なんて
真夜中に背中のほうからだんだんと……
巨人になっていく恐怖と比べたら
どうってことないんだから
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オペラ版『ねじ式』なんていうのがあったら観てみたいです。これはどうしても不協和音ガチャガチャの現代音楽じゃないと駄目ですね。
投稿: くろべえ | 2009年6月 8日 (月) 02:31
私は「やなぎや主人」が好きですねぇ。
投稿: K-jiro | 2009年7月 8日 (水) 01:31