フォト

Home page

お知らせ

  • 音楽館
    作品視聴…映像付き
  • 楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→**
    出版作品一覧→***NEW
  • 《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。
    作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊
    《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

リンク

« 盂蘭盆 | トップページ | 新・動物の謝肉祭 »

2009年7月14日 (火)

FMシンフォニーコンサート収録

Fmsymq NHK405スタジオで「FMシンフォニーコンサート」8月分の収録。

 今回は、8月2日(日)放送分の1本で、曲目はシェーンベルク「浄められた夜」、リヒャルト・シュトラウスの(ちょっと珍しい)「祝典前奏曲」および「ツァラトゥストラはこう語った」。演奏はダン・エッティンガー指揮東京フィル。

 というわけで、解説で別にニーチェについて言及するわけでもなかったのだが、「ツァラトゥストラ」、久しぶりにぱらぱらと読み返してみた。

Zarathustra シュトラウスもシェーンベルクもニーチェも、ワグナーの呪縛と19世紀から訣別した「新しい世界」を夢見…、そして確かに、二十世紀を迎えて音楽は、「無調音楽」「ジャズ」「ロック」「コンピュータ・ミュージック」と、(ニーチェ風に言えば)「音楽を超えるもの」になった。おそらく彼らの想像したものとは全く別のものだろうけれど…。

 一方、当の人間はというと…、相変わらず「超人(人間を超えるもの)」に進化しそうな気配はない。でも、そろそろネットやコンピュータの中に「人間を超えるもの」の意識が生まれつつあるのかも知れない…という期待はちょっとある。

 その時は、ネットの中から突然「ツァラトゥストラ」の冒頭テーマが鳴り響き、「我思う、ゆえに我あり」という声が聞こえる・・・・・のだろうか?

 待ち遠しいような、怖いような・・・

« 盂蘭盆 | トップページ | 新・動物の謝肉祭 »

仕事&音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 盂蘭盆 | トップページ | 新・動物の謝肉祭 »