パート譜の逆襲
スコアが仕上がったところで、パート譜(フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)の作成にはいる。(今回はパート譜を作る予算がないのである)
ちなみに Finaleでは、「パート譜を書き出す」という所をクリックすると、瞬時に作ってくれる機能があるのだが、やはりそこは「機械」のやること。…そのままでは使い物にならない。
以前に比べると随分と賢くはなったけれど、それでも、音符を大きくしたり、レイアウトを見やすく変更したり、ページ割りを調整したり、という修正がまだまだかなり必要。(プロの写譜屋さんの中には「手で書いた方が早いです!」と言い切る人も…)。結局、丸2日ほどかけて全90ページを仕上げる。
とは言え、昔の…すべて手書きだった頃から思えば、天国のような簡単さだ。なにしろ、十数分くらいのオーケストラ曲のスコアでも、それを清書してパート譜にして校正して・・・というのは(それだけでたっぷり一月以上は潰れる)本当に気が違いそうになるような作業だったのだから!
45分の交響曲でそれをやったら、間違いなく死ぬ(と思う)。
5つも書いて生きていられるのは、MacとFinaleのおかげだ。文句を言ったらバチがあたる。ごめん。(でも、もうちょっとだけ賢くなってくれたら、もっと嬉しい…)
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