FMシンフォニーコンサート10月分収録
ようやく大型連休が終わって、NHK608スタジオで「FMシンフォニーコンサート」10月分の収録。
10月4日(日)分は、ウェーバー:「魔弾の射手」序曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調(vn:小林美恵)、ブラームス:交響曲第2番ニ長調。下野竜也 指揮 東京フィル。
10月11日(日)分は、三善晃「ノエシス」、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調(p:P.マンゴーヴァ)、リヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」。尾高忠明 指揮 東京フィル。
改めて聴く「英雄の生涯」(意訳すると「ヒーローの一生」)は、英雄(自分)が敵(評論家たち)と戦って勝利するまではともかく、そのあと延々と過去の偉業を回想し、引退して隠居となり最後は伴侶にみとられながら死ぬ…というところまで描いているのが、シュトラウス先生の面目躍如。
作曲したのは最も血気盛んな御年34歳なのに、よくもそこまで老後を達観できたものだ。実際、彼の85歳の人生を思うと、あまりの符合に怖くなるというか、身につまされるというか。おお、こわ…
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