京都の旅
京都在住の方(京美人)の案内で、少し雨がしたたる中、宇治平等院へ。
学生の頃に来て以来だから、X十年ぶり。
新しく出来たモダンな展示館「鳳翔館」では、中に展示されていた雲中供養菩薩(笙や鉦や太鼓などを鳴らしながら雲の上から降りてくる菩薩たち)と見事な造形美の鳳凰像にしばし見とれる。
虚空からチリリンコロンとまさに「音楽」が聴こえてくるかのような風情。そう言えば「星夢の舞」でこういう音楽を書いたっけ、と密かに微笑む。
中でも、小首をかしげ片足をあげて軽いステップを踏んで踊る菩薩の一人(写真左上端)がとても可愛い。これはもしかしたら手塚治虫「火の鳥」鳳凰編のブチのモデル?
帰り道、伏見の造り酒屋にも幾つか寄ってみる。今回のお気に入りは、新高瀬川のほとりにある英勲(齊藤酒造)の「古都千年」。
夜は、祇園界隈をぶらぶら散策しながら、建仁寺の南にある「祇園丸山」で食事。
小さな庭の見える静かな空間でしばしくつろぐ。
…と、いつまでもこうしていたいが、そうもいかない(~ ~;)。
さて、明日は東京に帰って仕事せねば。
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