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2009年10月30日 (金)

交響詩ジャングル大帝(2009年版)

Leo1 冨田勲氏の交響詩「ジャングル大帝」2009年版(COZX411/2)を聴く。

 1965年に日本初のカラー版TVアニメとして登場した時の(広大なアフリカの風景の上をフラミンゴの群れが舞う)オープニング・タイトルの素晴らしさとオーケストラサウンドを活かした音楽はまさしく国宝級だったが、このCDはその音楽の中から16のシーンを新しく交響組曲風に構成したもの。演奏は冨田氏と同じ慶應大学OBの藤岡幸夫氏指揮する日本フィル。

 本編のCDは子供向けにナレーション(綾戸智恵)入りだが、中学生以上は付属のDVDで音楽だけを聴く方がお勧め。アニメーションは収録されていないが、ブックレット↓で紹介されている「譜例(メインテーマ、第二主題、ゾウを演じるホルン、ミュートを付けたトロンボーンなどなど)」を試聴できる。オーケストレイションと楽器法の妙味を知るのに最適で、まさに新しい時代の「青少年のための管弦楽入門」。

Leo2_2

 ただし、あまり聴かせすぎると子供が「オーケストラの作曲家になる!」と言い出しかねないので充分ご注意を。

2009年10月29日 (木)

エアコン vs ピアノ

Pno 仕事部屋の契約更新サービスとかでエアコンのクリーニングの人が来る。

 単にカバーを開けて掃除機をかけるくらいかと思っていたら、部屋中ビニールシートで覆って中身を丸ごと高圧水流洗浄するのだそう。
 おまけに真下にピアノ(と言っても電気式)や楽譜や機材一式があるので、ちょっと大ごとに。

 結局、1時間半ほどかかって無事終了。おかげでピアノ周りがスッキリしたのは怪我の功名。こういうことがないと改めて片付けたりしないからね。

2009年10月27日 (火)

停電 de ATOM

Teiden 毎年恒例の仕事場マンション点検工事停電。

 電気がないと仕事にならないので、招待券をもらっていた映画「ATOM」(ハリウッド版「鉄腕アトム」。字幕版)を(遅まきながら)見に行くことにする。


 この映画、科学省長官天馬博士の息子が事故で死に、少年型ロボットとして蘇る…という骨子だけは原作通り。ただし、名前がトビオでなく「トビー」、アトムではなく「ASTRO」なのを始め全編ハリウッド風でアメリカンな世界。
 それでも、手塚版アトムを信奉する日本のファンに激怒されないような「配慮」は行き渡っていて、時々軽く「おいおい」と突っ込む程度で鑑賞可能。

 本当はアトムの年齢をもう少し上にして青年層やアダルト層も巻き込みたかったのだろうが、残念ながらこのストーリーでは小学生までか。でも、お金と手間は充分かかっていて、空を飛ぶところの快感などはさすが。手塚先生、これを見たら手を叩いて喜んだだろうなあ。

Atom しかし、足にジェットエンジン、腕にアームキャノン、力は十万馬力、でも頭は子供…という超破壊兵器ロボットを、「やっぱりお前は私の子じゃない」などと言って情緒不安定にさせたうえ捨てるというのは……雷管付きの核弾頭をそのまま燃えないゴミに出すみたいなもの、なんじゃなかろうか。

 時々ニヤリと口をゆがめるアトムが、可愛いと同時に怖い。

2009年10月26日 (月)

作曲予定

Scoresw 今書いている「アメリカ」と「タルカス」の後、来年と再来年に初演する協奏曲2曲(マリンバ&ヴァイオリン)の日程もなんとなく決まってきて、これに書きかけの交響曲(第6番)を加えると、60歳までに書く曲がほぼフィックス(と言うより「手一杯」)に。

 さすがに交響曲や協奏曲サイズの曲のスコアを年に2つ以上は書けないから、体力的にもかなりギリギリのスケジュール。早い話が、60歳の定年までにやるべき仕事を突きつけられたようなものだ。

 さて、第6番を書いたあとコレラで死ぬか、第7番まで書いてあと30年隠遁するか、そろそろ決めねば・・・

2009年10月24日 (土)

Laptop Performance Keyboard

Lpk25a MacBookサイズのキイボードの新製品(AKAI:LPK25)を見つける。

 25鍵(2オクターヴ)で、幅:33cm、重さ:450g。USBでつなげば電源不要。ただしMIDIコントローラーなので、これ単体では音はでない。念のため。値段¥8,400。

Lpk25w サイズはKORGのNanoKey(幅:32cm、重さ:220g)とほぼ同じだが、完全にプッシュボタンだったNanoKeyに対して、ピアノの鍵盤仕様になっている分、少し厚みと重みが増している。

 しかし、単に音価を入力するだけでなく、演奏も可能(ただし音域は2オクターヴしかない)という点ではこちらの方が「キイボード」っぽい。
 これで、MacBookと一緒にカバンに入れて、放浪旅しながら作曲ができる(?)

2009年10月22日 (木)

年末進行・?・早ッ

Room2009 仕事場のピアノとMacの配置替え。

 先日早くも「おせち料理」の申し込み〆切…などという通知が来て、気が付くと今年も余すところあと70日ほど。遅々として進まないスコア2つと本2冊を仕上げるべく「年末進行」体勢に・・・そのうち・・・気が向いたら・・・ぼちぼち・・・突入予定。


Mmouse そのMacは、もっぱらターボマウス&ペンタブレット派で、マウスを使うことは皆無なのだが、マルチタッチ仕様の新しいMagic Mouseはちょっと面白そう。

 しかし、この形・・・、まるで握り寿司だ。
 そのままトロマウスとか鯛マウスとか出来そう・・

2009年10月20日 (火)

FMシンフォニーコンサート11月分収録

Fmsymq NHK405スタジオで「FMシンフォニーコンサート」11月分2回の収録。

 11月1日(日)放送分は、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ラロ「スペイン交響曲」(vn:滝千春)、カリンニコフ「交響曲第2番イ長調」。飯森範親指揮山形交響楽団。

 11月8日(日)分は、ラフマニノフ:交響詩「死の島」、カバレフスキー「チェロ協奏曲第1番」(vc:趙静)、グラズノフ「交響曲第6番ハ短調」。ミハイル・プレトニョフ指揮東京フィル。

 このところ鼻風邪(花インフルエンザ?)気味だったので、スタジオに入る前に即効性の強力鼻炎止めを服用。飲むと10分ほどでピタリと治るのだが、今度は猛烈に眠くなる。そこで眠気防止に強力滋養強壮栄養薬を投入したところ、なんだか#と♭両方付けた音符のようにふらふらになる。両方付けてもナチュラルにはならないらしい。(当たり前か)

2009年10月17日 (土)

軽井沢の霧の中で

Kk_2 軽井沢のホテルで作曲家のKK氏(62)自殺の報。

 これは深い問題をはらんでいるので、「わかる」とも「わからない」ともコメントできないけれど、ものを作る人間が多かれ少なかれ持っている宿命に関わることは確か。
 若い頃は、創作の根源とは「知力と精神」だと信じているが、ある時それが「体力と肉体」であることを思い知る。その時、それに気付くまで創作者として生きて来られた幸運を天に感謝するか、それを喪失や恐怖と捉えるか…ということなのだろう。
 太宰治もそうだったように、ものを作る人間としては「自らの作品(人生)に自らエンドマークを書き込む」という一種の美学もあるのだろうし。

 同業者としては・・・今後軽井沢で「作曲家のお一人さまは宿泊ご遠慮いただきます」ということにならないよう祈るばかり。

2009年10月16日 (金)

我思うゆえに第九あり

No9 一年も後半になったせいか「第九について」の原稿を頼まれる。

 そう言えば、いつの間にかベートーヴェンが亡くなった歳(56歳)になっている自分に気付き、しばし複雑な気分に浸る。まさかあなたより長生きするとは思いもしませんでしたよ、ベートーヴェン先生。(…「いや、まだ分からンよ」…と悪魔の声がする)

 この曲、今でこそ、押しも押されもしない西洋音楽中屈指の名曲だが、最初に聴かれた方々はさぞかし吃驚仰天したことだろう。私も最初に聴いた時、「これがあの第九?嘘だ!」と思いましたもの。何と言いますか…その……壊れてます、あちこちが。

 にもかかわらず、死後180年以上も経ってもなお、極東のチンピラ作曲家にまで「交響曲なら9つ書いて死ね」というリングな呪いをささやき続ける怨念。これは怖い。そうでなくとも「9」には近づきたくない。「7」で止めるか「6」で止めるか、そろそろ考えなくては。(…「いや、もうとっくに〈5〉で止まってるだろ」…とまた悪魔の声がする)

 それにしても、↑この自筆楽譜を出版譜にした楽譜屋さんは偉い!!!。わたしが死んでこういう楽譜だけ残っていたら、即ヒモで縛られて「資源ゴミ」行きだ。(まあ、資源になるだけましだけれど)

2009年10月15日 (木)

陰陽五行音絵巻

Cdnishihara ベルギー在住のピアニスト:西原暁子さんのCD「陰陽五行音絵巻」を聴く。

・西原暁子:陰陽五行音絵巻
・ドビュッシー:前奏曲集第2巻より
・ミヨー:ある一日
・バッハ:4つのデュエット
・吉松隆:プレイアデス舞曲集 Vより

 水木火土金・春夏秋冬・朝午前昼午後夕夜など、時の移ろいを音に託したピアノ小品の花束。東洋風の視点の向こうにバッハもプレイアデスもドビュッシーも浮遊する不思議な小宇宙。

2009年10月13日 (火)

無題

Sorap 今、ネットで話題騒然の映像→

 ジャングル大帝のオープニングのような壮大さで青空を飛翔する???の群れ。(むかし押井守監督がやっていた頃の「うる星やつら」の世界を思い出す)

 こういうのを見ると、こんなものが作れる日本がちょっとだけ好きになる(^^)

2009年10月10日 (土)

ヴィヨンの妻@公開初日

Cdvillon_2 映画「ヴィヨンの妻」公開初日。

 撮り終わってから公開まで丸1年(音楽を収録したのは昨年の12月)。ずいぶん地味な映画という印象だったのだが、意外や好評で新聞やTVでの露出も多く、自分の書いた音楽が知らない間に流れてくるのを聴くのは不思議な気分。

 サウンドトラック盤では、書いた音楽全23曲をすべて収録してあるものの、映画本編で使われたのは2/3くらい。
 音楽がどのくらい貢献しているのかは・・・はっきり言ってよく分からない。ただ、エンドクレジットの音楽(最後の曲)は結構気に入っているので、映画を見られる方はエンドマークが出る最後まで是非ご鑑賞を。


1010 午後、初回挨拶を終えた監督ほか出演者・スタッフの皆さんと都内某所で打ち上げ会。

 写真は、左上:大谷(太宰治?)役:浅野忠信さん、右上:佐知(ヴィヨンの妻)役:松たか子さん、左下:吉蔵(居酒屋の亭主)役:伊武雅刀さん、右下:根岸吉太郎監督。

 ちなみに、松たか子さんというのは「松隆子」なんですね。なんと一字違い(^ ^)¥

音響合成マシンとしてのオーケストラ

Orchsynth Blog「月刊クラシック音楽探偵事務所」更新。今回は「音響合成マシンとしてのオーケストラ」。

 むかしむかし、ブタを数頭ドレミファの鳴き声の順に並べてくくりつけて、お尻を針で刺して「ぶきー」と鳴かせ、それで音楽を奏でた「ブタのオルガン」というのがあったそうな。

 考えてみると、それを高性能化したのが「(人間の)オーケストラ」。楽譜通りに無理やり「ぶきー」と鳴かせる仕掛けなのも同じ「生体音響合成マシン」である。

 さすがにそれでは非人間的……と考え、すべてを機械仕掛けにしたのが現在の「シンセサイザー」。ということは…、さて、どっちが「人間的」なのだろう?

2009年10月 8日 (木)

台風一過のワシントンハイツ

Wahingtonh 大型台風上陸ということで、実家にこもって(雨漏りのチェックをしつつ)「ワシントンハイツ」(秋尾沙戸子。新潮社)という本を読む。

 実家の前に広がる現在の代々木公園からNHKの放送センターまでの敷地は、東京オリンピック(1964年)の前までは「ワシントンハイツ」というアメリカ軍の巨大な住居施設。その前は代々木の練兵場(1910年:明治43年に日本で初めて飛行機が飛んだのもここ)。

 母方の祖父はその「初めて飛んだ飛行機」を見た世代で、母は練兵場がワシントンハイツになるのを見た世代。そして私はそのワシントンハイツがオリンピック選手村となり代々木公園になるのを見た世代。

 というわけで、この本に書かれた戦時中からオリンピック終了までのワシントンハイツ周辺の歴史(と裏事情の数々)には興味津々。「そうだったのか!」と数ページごとに感嘆しながら読みふけり、歴史の彼方のいろいろな事情や思惑やドラマに思いを馳せる。


Sunny_2 そうしているうちに、明け方激しかった雨も、朝には上がり、昼頃には晴れて、台風一過の秋晴れ。

2009年10月 4日 (日)

日本の未来はWowWow

Tokiq 佐渡で、人工飼育されていた朱鷺20羽が自然に放たれ、ふたたび日本の空を朱鷺が舞う。

 ただし、日本種はとっくに絶滅していて、彼らは(同じ朱鷺とはいえ)すべて中国種…であることを思うと、なんとも複雑な気分。

 あれから28年。日本は彼らが棲むに値する国になっているのだろうか…


Selfimage_2 おりしも英国の経済誌による「自分の国を誇りに思うか」という調査の結果が発表され、日本は世界33カ国中最低の56ポイント…

 日本人のおくゆかしさゆえと思いたい・・・

2009年10月 3日 (土)

電源ワイヤレス化

Wireless SONYが電源のワイヤレス化に成功したらしい。

 ネットはとっくにワイヤレスなのに、電源コードだけ部屋をのたくる大量の蛇の群れのようにうねうねしている現状にお嘆きの方に朗報。
 50cm離れた機器に60Wの電力を伝送できる…というのもリアルでいい。

 ただ、内蔵型でなければ(今度はワイヤレス給電アダプタのコードが部屋をのたくるだけで)意味ないわけで・・・
 すべての電子機器にこれが組み込まれる未来…というのはいつ頃になるのだろう?

2009年10月 1日 (木)

落語コレクション

Rakugo 実家にあった父の落語コレクションCD30枚ほどをiTunesに取り込む。

 桂文楽、古今亭志ん生、三遊亭圓生、桂枝雀が全集で数枚ずつ。そのほか林家正蔵、柳家小さん、柳家金語楼、桂三木助、桂文治、古今亭今輔、三遊亭可楽、三遊亭金馬、春風亭柳橋、春風亭柳好、春風亭柳枝など、演目で73ほど。DVD「古典落語名作選」などというのもあったし、本棚の奥を探せばまだ全集のBOXがありそうだ。

 ちなみに、文楽の「寝床」「酢豆腐」、志ん生の「火焔太鼓」あたりを入口に落語を聞き出したのは高校生の頃。落語とクラシック音楽というのは全然関係なさそうに思えるが、モノドラマ・シリーズ(「トラウマ氏の一日」など)は結構しっかりこの世界の影響。
 日本でオペラがあり得るとしたらこの方向だろうと思ったのだが、結局オペラの方へは行かなかったので、何も結実しないまま終わってしまった・・・という毎度ばかばかしいお話。

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